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» 2009年07月16日 16時34分 UPDATE

歩き撮りでも強力ブレ補正、コンパクトな最高峰メモリーハンディカム

裏面照射CMOSセンサーとGレンズを備えたハンディカムに、小型軽量のメモリタイプ「HDR-CX520V」「HDR-CX500V」が登場。手ブレ補正も強化され“歩き撮り”もOK。

[ITmedia]

 ソニーは7月16日、デジタルビデオカメラ“ハンディカム”の新製品「HDR-CX520V」「HDR-CX500V」を8月10日より販売開始すると発表した。価格はオープン。メモリ容量以外の仕様はほぼ同一となっており、実売想定価格は64Gバイトのメモリを搭載するHDR-CX520Vが13万円前後、32Gバイトのメモリを搭載するHDR-CX500Vが11万円前後。

photophoto 「HDR-CX520V」「HDR-CX500V」
photophoto

 両製品とも今年1月に同社が発表したHDDタイプの“ハンディカム”「HDR-XR520V」「HDR-XR500V」と同じく、高性能レンズ「Gレンズ」と裏面照射型CMOSセンサー「“Exmor R” CMOSセンサー」を搭載。同等の画質を実現しながら記録メディアの変更などで62(幅)×65(高さ)×133(奥行き)ミリ/450グラムという小型軽量化を果たした。これは昨年6月に発表されたメモリースティックモデル「HDR-CX12」とほぼ同サイズとなっている。

 裏面照射型CMOSセンサー「“Exmor R” CMOSセンサー」は、受光面を表面(配線側)ではなく裏側に設けることで十分な受光面積を確保したほか、専用フォトダイオード構造とオンチップレンズを新開発することで高画質化に必要となる高感度/低ノイズを実現した撮像素子。

 搭載する“Exmor R” CMOSセンサーの総画素数は663万画素で、サイズは1/2.88型。動画撮影時の有効画素数は415万画素。静止画撮影時の有効画素数は600万画素だが、最大1200万画素相当の静止画記録が行えるほか、動画撮影中に最大830万画素相当の静止画を枚数制限なしに同時記録することもできる。

 大容量メモリを搭載することで、64Gバイトメモリを搭載するHDR-CX520Vは最高画質のFHモード(AVCHD/1920×1080/VBR 16Mbps)で約7時間45分、32Gバイトメモリを搭載するHDR-CX500VでもFHモードで約3時間45分の記録が行える。SD画質(記録方式はAVCHDではなくMPEG-2)との混在記録も可能で、撮影対象や残りメモリ残量に応じての使い分けが行える。

 HDR-XR520V/XR500Vで評価の高かった手ブレ補正機能はさらに強化された。ジャイロを3つ搭載しており(HDR-XR520V/XR500Vは2つ)、新設された「アクティブ」モードに設定した際にはワイド端時の補正角が10倍となり、歩きながらの撮影などでのブレを大きく抑制する。

 顔検出機能「顔キメビデオ」や動画撮影中に写った笑顔の瞬間を自動的に静止画として保存する「スマイルシャッター」などは引き続き搭載している。新機能としては、任意の顔を優先して追尾させる「優先 顔キメ」を搭載した。液晶画面で顔を認識した状態から、検出した顔のフレームをタッチするだけで優先が開始される。優先された顔に対しては、フォーカス/カラーコントロール/明るさ/逆光補正/スマイルシャッター対象固定が自動的に行われる。検出した対象の情報は本体に保存されるため、電源をOFFしても再度指定することなく認識される。

 液晶は3型の「クリアフォト液晶プラス」で、画面脇のボタン類は廃止されたが、利用頻度の高い機能を選択して登録しておける「マイメニュー」を備えることで操作性を向上させた。GPSも搭載しており、動画/静止画のファイルへ位置情報を埋め込むことが可能だ。GPSについては地図も内蔵されており、撮影しながら地図を参照することもできる。

 そのほか、ハイライト再生の設定を「シナリオ」として保存する機能が追加されたほか、フルHD(1920×1080/60i)で撮影した映像をプログレッシブ映像としてHDMI経由で出力する機能も搭載している。

 オプションとしてはセミソフトキャリングケース「LCM-AX1」やソフトキャリングケース「LCS-AJA」、三脚機能付きシューティンググリップ「GP-AVT1」などが用意される。

photophotophoto 「LCM-AX1」(写真=左)、「LCS-AJA」(写真=中)、「GP-AVT1」(写真=右)

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