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エントリーでも10倍ブレない、ハンディカム「HDR-CX170」「HDR-XR150」

» 2010年01月14日 15時23分 公開
[ITmedia]

 ソニーは1月14日、“ハンディカム”の新製品として、メモリタイプの「HDR-CX170」とHDDタイプの「HDR-XR150」を1月29日より順次販売開始すると発表した。価格はいずれもオープンで、実売想定価格は32Gバイトのメモリを搭載するHDR-CX170が6万5000前後、120GバイトのHDDを搭載するHDR-XR150が8万円前後。

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photophoto 「HDR-CX170」

 いずれもシリーズ中ではエントリークラスに相当する製品だが、高感度/低ノイズを実現する裏面照射式CMOSセンサー“Exmor R”を搭載するほか、電子式手ブレ補正機能にオン時でワイド端の補正量を10倍とする「アクティブ」モードを備えており、歩きながらなどの撮影でもブレを大きく抑制することができる。

photophoto 「HDR-XR150」

 撮像素子の総画素数は420万画素で、サイズは1/4型。動画撮影時の有効画素数135万画素。画素補完によって310万画素相当の静止画記録が行えるほか、動画撮影中に270万画素相当の静止画を同時記録することもできる。

 ハイビジョンの記録形式はAVCHDで、記録モードはFX(24Mbps)/FH(17Mbps)/HQ(9Mbps)/LP(5Mbps)の4種類から選択可能。HQ/LP選択時には1920×1080ピクセルではなく、1440×1080ピクセルとなる。このほかSD解像度(MPEG-2/9Mbps)での記録も可能で、HD/SD解像度の混在記録も行える。

 レンズは“カールツァイス バリオ・テッサー”で焦点距離は35ミリ換算37〜1057ミリ(動画撮影、16:9時)。本体液晶は2.7型のタッチパネル“クリアフォト液晶”を搭載する。メモリタイプのHDR-CX170はカラーバリエーションも豊富で、ブラック/ブルー/シルバー/レッドの4色が用意される。

 上位モデルと同じくシーン認識自動設定機能「おまかせオート」も搭載されているが、撮影状況認識は「顔」(人物/赤ちゃん)、「シーン」(逆光/風景/スポットライト/夜景/マクロ/低照度)、「屋外」「屋内」となり、組み合わせ数は約60通りとなる。顔検出/スマイルシャッター/任意人物優先の各機能も搭載される。

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