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タッチパネルで快適撮影、サイバーショット「DSC-TX7」4つの注目点レビュー(1/5 ページ)

» 2010年02月04日 17時38分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 今年のソニーはなかなかやるかも、と思わせるサイバーショット「DSC-TX7」(以下、TX7)。一見すると、昨年発表された「DSC-TX1」(以下、TX1)の後継機のようだが、注目ポイントはたくさんあるのだ。

スライド式を受け継ぐTX7。レンズは25ミリ相当からの広角ズームを搭載した

 まずはメモリースティック/SDメモリーカードの両対応。既存サイバーショットからの買い換え組やPSPとの連携を考えている人はメモリースティックDuo、他社のカメラから買い足したり買い換える人にはSDメモリーカードといずれにも対応するようになった。これは大きい。

 次は、タッチパネル操作が使いやすく進化したこと。従来のサイバーショットより快適に操作できる。3つめは「逆光補正HDR」搭載とスイングパノラマの進化。4つめにはとうとう屈曲光学系のレンズで25ミリ相当の広角を実現したことを挙げたい。

快適なタッチパネル操作

閉じた状態。写真でも分かるように、レンズカバーは非常に薄い1枚板。開閉は従来モデルより重くなった。不用意な開閉は防げるが、片手で軽快にシュタっと開くのは困難になったのは残念(写真=左)。正面から。カバーを開けると正面にステレオマイクが現れる。デザイン的にはよりシンプルになった(写真=右)
上から。もともと薄いボディの上に背面の角が斜めにカットされているのでよりコンパクトに感じる(写真=左)。大きなトピックのひとつ、SD/SDHCカード対応。SDメモリーカードかメモリースティックDuoの好きな方を使える(写真=右)

 TX7は屈曲光学系レンズを使った薄型デジカメで、背面は全面感圧式のタッチパネル付液晶パネル。タッチパネルだけで操作する。

基本はタッチ操作なので物理的なボタンは右上の角にある5つだけ。必ず必要なボタンはシャッターとズームだけだ。ズームレバーは角についていて小さいが、使ってみるとさほど気にならない

 物理的なスイッチは右上に5つあるが、シャッターとズームレバー以外はなくても大丈夫なくらいである。

Sony Style(ソニースタイル)
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