次に気にしたいのがガラス。水槽越しに撮るわけだから、間にガラスがあるのである。水槽のガラスは非常に分厚いので、斜めから撮るとその分画質がぐっと落ちる。こればかりはしょうがない。実のところ、このくらい違う。
1枚目の写真はブレているのではなくガラスのせいでゆがんで写ってるのだ。もう一例。
差が極端に出る例を選んだけれども、基本的に分厚いガラス越しに撮るときはできるだけガラスに垂直になるよう撮ること。
撮りたいと思った魚が低い位置にいるときは不精しないでしゃがむべし。
泳いでる魚は、動きに合わせてカメラを動かしながら相手がガラスに対して垂直になる位置に来たシャッターを切るべし。
もうひとつ、ガラスに反射する館内の照明や案内板も敵だ。
ウツボの前で白く光ってるのがそう。
そんなときはガラスにレンズをくっつけるくらいにして、レンズとガラスの間に光が入り込まないように撮るといい。ゴム製のレンズフードを付けるのも手だ。
でも水族館の館内は暗いので、スポットライトなどに気をつければ、ガラス面にギリギリまで近づいて撮れば大丈夫。
逆に、わざと水槽の端っこを撮るのも面白い。館内の雰囲気と一緒に。
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