パナソニックは7月28日、同社デジタルカメラ「LUMIX G」シリーズで3D撮影を可能とする交換レンズを2010年内に販売開始する予定であることを明らかにした。
3D画像を撮影できるデジタルカメラとしては、これまでレンズと撮像素子を2セット備える富士フイルムの「FinePix Real 3D W1」や、パノラマ撮影を応用したソニー「NEX-3/5」、「DSC-WX5」「DSC-TX9」などが発表されているが、本レンズは鏡胴内に2つの光学系を搭載しており、レンズを交換するだけで、通常撮影と同様に3D画像を撮影できる。
詳細は明らかにされていないが、鏡胴内に光学系を2つ搭載するという構造からビデオカメラ「HDC-TM750/650」用オプションの3Dコンバージョンレンズ「VW-CLT1」と類似した構造になっているものと推測される。
対応機種は「LUMIX Gシリーズ」とされているだけで具体的な機種名は公開されていないが、本レンズを装着して撮影した3D画像を「3Dビエラ」など3Dテレビで楽しめるようになる。価格は未定だが、「VW-CLT1」(実売想定価格3万8000円前後)と同レベルの価格帯にて提供される見込みだ。
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