GfK Japan調べによる、デジタルカメラの販売ランキングをまとめた。デジタル一眼のクラスを見るとソニー「NEX-5」(ダブルレンズキット)、ニコン「D5000」(ダブルズームキット)、キヤノン「EOS Kiss X4」(ダブルズームキット)がトップ3をしめる構図は先週から変わりないものの、4位にニコン「D90」(AF-S DX18-200G VR2レンズキット)が食い込んでいる。
D90(AF-S DX18-200G VR2レンズキット)のAmazon.co.jpでの販売価格は11万1554円。単純に価格を比較すればNEX-5(ダブルレンズキット)の8万5521円、D5000(ダブルズームキット)の6万9500円、EOX Kiss X4(ダブルズームキット)の7万4290円に比べて高価なものの中級クラスの製品としては安価であるため、その値ごろ感が評価されてのランクアップだろう(価格はすべてAmazon.co.jp調べ、8月23日現在)。
ニコンといえば、8月19日にはD3000の後継機種「D3100」が発表された(→動画撮影でも追尾AF、フルHD対応の「D3100」)。液晶画面に表示される案内に沿って操作するだけでイメージ通りの写真が撮れる「ガイドモード」が強化されたほか、撮像素子が1020万画素CCDから1420万画素CMOSセンサーへ変更され、動画撮影についてもフルハイビジョン記録に対応した。動画撮影については新たにカメラが被写体を自動的に追尾してピントを合わせ続けてくれる「常時AFサーボ」が用意されるといった強化も行われている。
D3100の発売日は9月16日なので本ランキングに登場するのははやくても1カ月後になるが、前後してカメラ関係の大規模展示会「Photokina」(9月21日〜26日)も開催されることから、同時期には他社からも新製品の発表が行われるだろう。楽しみな1カ月になりそうだ。
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