ITmedia NEWS >

カメラ上級者のメインカメラはキヤノン、アイシェア調べ

» 2010年09月08日 15時27分 公開
[ITmedia]

 一眼レフの魅力はレンズ交換による対応力の高さ。メインカメラはキヤノン。主被写体は風景や景色――。

photo (出展:アイシェア)

 アイシェアによる「30代以上で一眼レフカメラの利用経験が3年以上」を対象とした調査で、いわゆるカメラ上級者のイメージ像が浮き上がった。調査期間は2010年8月13日〜17日で有効回答数は1114名、男女氏は男性82.9%、女性17.1%。

 一眼レフカメラを3年以上保持しており、かつ、ミラーレスタイプのスペックを認知している回答者に「一眼レフの魅力」を尋ねたところ、1位は「レンズ交換で幅広いシーン・被写体に対応できる」が50.4%で2位の「シャッターの感覚が気持ちいい」(9.8%)、3位の「オートフォーカスの速度が速いので素早く撮れる」(9.5%)らを大きく引き離した。

photo キヤノン「EOS 60D」

 これらの利用者層では複数台のカメラを所有しているケースも珍しくないが、「所有している一眼レフカメラで最も利用頻度の高いメーカー」はキヤノンが39.9%でトップ。次いでニコン(25.1%)となる。3位にはペンタックス(9.4%)、4位にはオリンパス(9.2%)が挙げられているが、上位2社にて6割を超える支持を得ており、2強の構図はまだまだ続いているようだ。

 「あなたがこれまで所有したことがある一眼レフカメラのメーカー」の設問(複数回答有)への回答では、上位5社がキヤノン(53.9%)、ニコン(38.5%)、オリンパス(22.2%)、ミノルタ(21.7%)、ペンタックス(21.0%)となっており、さまざまなメーカーの製品を手にしていることが分かる。

 一眼レフカメラ購入時の重視点は「機能・性能」が84.5%、以下に「価格」(64.6%)、「レンズ」(60.7%)、「ブランド・メーカー」(48.3%)、「本体重量・大きさ」(44.4%)と続き、機能の重視点としては「画素数」(57.3%)、「手ブレ防止」(47.6%)、「オートフォーカス」(44.8%)、「ズーム機能」(38.0%)の順となっている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.