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» 2010年09月09日 15時55分 UPDATE

初心者にも優しい“ハイスペックエントリー”「K-r」

ペンタックスから初心者にも優しく、6コマ/秒の連写機能や最高ISO25600など上位機種に迫る性能を備え、さまざまな写真表現を楽しめるデジタル一眼レフ「K-r」が登場。赤外線送受信やマルチ電源対応など独特の機能も多く搭載する。

[ITmedia]

 ペンタックスは9月8日、デジタル一眼レフカメラ「K-r」を10月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープン。ボディのみ、「smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL」の付属するレンズキット、「smc PENTAX-DA L 55-300mm F4-5.8 AL」も付属するダブルズームキットの3種類が用意される。実売想定価格はボディのみが7万5000円前後、レンズキットが8万円前後、ダブルズームキットが10万円前後。

 「K-x」(レビュー)と同じくエントリークラスに属し、初心者やファミリー層が快適に利用できる操作性に加えて、「自分好みの写真を撮る」ためのさまざまな装備や機能を搭載した“ハイスペックエントリー”モデル。

photophotophoto 「K-r」 カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ピンクの3色

 撮像素子は画素数こそK-xと同じくAPS-Cサイズの有効1240万画素CMOSだが、新開発の高速読み出しタイプとなっており、画像処理エンジンには「645D」にも採用されている「PRIME II」を組み合わせることで、エントリークラスではトップクラスとなる約6コマ/秒の高速連性能を実現した。また、ISO感度も200〜12800を常用でき、拡張設定時には100〜25600までを設定できる。

 AFセンサーの光学系も一新され、11点ワイド(中央9点クロス)の「SAFOX IX」を搭載した。専用のAF補助光も備えており、暗所でのAFも快適に行える。ライブビュー撮影時のコントラストAFについてもアルゴリズムの改良などにより合焦性能を向上させた。ファインダーは倍率0.85倍(50mm F14.8)/視野率96%で、フォーカシングスクリーン「ナチュラルブライトマットII」を採用。合焦時にはスーパーインポーズによって、合焦した測距点が赤く点灯する。

 画像処理機能としては「鮮やか」「リバーサルフィルム」「銀残し」など9種類の仕上がりを選択できる「カスタムイメージ機能」や「デッサン」「ポスタリゼーション」など全18種類のデジタルフィルターのほか、K-xにも搭載されたクロスプロセスについては撮影が完了するまで結果の分からない「シャッフル」、3種のプリセット、好みの結果のパラメータを保存して次回にも適用できる「お気に入り」が用意された。HDRも搭載しており、効果はオート/標準/誇張から選択できる。HDRは自動位置調整機能の搭載もあり、手持ちでも利用できる。

 ボディには手ブレ補正機構「SR」を内蔵しており、対応レンズ装着時にはシャッタースピード約4段分の補正効果を発揮する。背面液晶は3型/約92.1万画素で視野角も上下左右170度が確保されている。ボディサイズは約125(幅)×97(高さ)×68(奥行き)ミリ、約544グラム。付属リチウムイオン充電池によって約560枚(同社測定値)での撮影が行えるほか、別売の電池ホルダー「D-BH109」を利用すれば単三形乾電池での撮影も可能だ。

 最大で1280×720/25fps(形式はMotionJPEG、拡張子は.AVI)のハイビジョン撮影機能も備える。デジタル一眼レフとしては珍しく高速赤外線通信(IrSimple/IrSS)機能も搭載しており、同機能を搭載した携帯電話などへ撮影した画像をワイヤレスで送信できる。また、K-r同士ならば画像のExifを利用した対戦ゲームを楽しむこともできる。

 そのほか「DA」「D FA」「FA Limited」レンズの歪曲収差ならびに倍率色収差の自動補正機能やライブビュー撮影にも対応したオートピクチャーモード、夜景HDRなどを含む全11種類のシーンモードなどを利用できる。

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