普段の撮影ではオートに設定しておくと、人物や逆光、青空の有無や夜景、スポットライトが当たっているかどうか、被写体が動いているかといったさまざまな要素からシーンを判別する「こだわりオート」機能が機能し、28シーンの中から最適な設定を選択してくれる。
さまざまなシーンにおいて最適な設定を自動選択してくれるのだが、ユーザーが選択できるのはフラッシュ、セルフタイマー、画像サイズと画質に限られてしまう。連写も選べないのはやや制限しすぎとも感じた。
IXY 50Sは、コンパクトなボディに搭載した光学10倍ズームレンズと、CMOSセンサーを生かした高速、低ノイズ化機能が特徴のカメラだ。レンズの焦点距離が36〜360ミリ相当と望遠側に寄っているため広角撮影に弱いのと、AFスピードがやや遅めという点が気に掛かるが、このボディに360ミリの望遠撮影が可能な点はポイントだ。動画機能も楽しく、1台持っていると幅広いシーンで役に立つカメラに仕上がっている。
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