GfK Japan調べによる、デジタルカメラの販売ランキングをまとめた。デジタル一眼のジャンルではキヤノン「EOS Kiss X4」(18-55レンズキット)が再ランクインを果たしたほか、今秋モデルのニコン「D3100」(ダブルズームキット)がランキング初登場。ランキングも徐々に今秋発売の新製品が姿を見せるようになってきた。
D3100は初の4ケタ番台ローエンドモデルとなった「D3000」(レビュー)の後継モデル。背面液晶を活用した撮影アシスタント機能「ガイドモード」などの特徴を前モデルより引き継ぎながら撮像素子の高画素を進めたほか(D3000は有効1020万画素CCD、D3100は有効1420万画素CMOS)、1920×1080ピクセルのフルハイビジョン動画撮影にも対応している。
ただ、D3100の登場こそあるものの、今秋はランキングに大きな影響を与える、販売数量の多く見こめるエントリーモデルの新発表が少なく(価格帯的にもエントリーといえるのはニコン「D3100」、ソニー「α33」ぐらいだろうか)、ランキングの大幅刷新とはなかなかいきそうにない。
むしろ今秋に関して言えば、ニコンのAPS-Cサイズ高級モデル「D7000」やキヤノンのバリアングル液晶を搭載モデル「60D」、コンパクトデジカメにおいてもコンパクトの最上位機種「COOLPIX P7000」や2年ぶりのモデルチェンジとなる“LUMIX”「DMC-LX5」など、ひとひねりのあるモデルが注目を集めている状況だ。
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