フィルタを決めたら「NEXT」でタイトル、撮影場所、共有するサービスの選択を行う。タイトル(現在のバージョンでは「What ?」になっている)はナシでもかまわないし、撮影場所も付加しなくていい。
既に利用しているソーシャルネットワークで写真を共有したいときは、それぞれのアカウントを設定した上で、スライドスイッチを「ON」にするだけだ。なお、共有サービスを全部OFFにしても、Instagramのサービス上には写真が公開される。
InstagramはFoursquareと位置情報の連動をしているので、写真を公開すると同時にチェックインすることもできる。最近Foursquareをやっていなかった筆者もInstagram経由でチェックインをするようになった。
Instagramに搭載されているフィルタも非常に個性的なのだが、普段使っているカメラアプリで撮影した写真を公開したいという事もあるだろう。そのときは、一旦普段使っているカメラアプリで撮影したデータをアルバムに入れておき、Instagramからアルバム内の写真を利用する形にすればOKだ。
実際、iPhoneアプリの「TiltShiftGen」などを使った作品をInstagramを使って公開したり、手書きのイラストを加工して投稿している人がたくさんいる。
また、InstagramはiPadからアップロードが可能だ。iPad 3Gを使っていれば位置情報の付加もできる。Camera Connection Kit for iPadと組み合わせれば、手持ちのデジカメで撮影したデータをInstagramで公開することだってできる。ただし、RAWデータだと抽出されたサムネイルを公開してしまってお粗末な結果になるので、JPEGが必要だ。
いかがだろうか、この記事を執筆している間も筆者の周りではInstagramを始める人が増えていて、毎日フォローの知らせがくる。
ワンタッチでさまざまなサービスに写真をアップロードできるのはありがたいのだが、人によっては「TwitterとFacebookと両方に同じ写真が上がっているのはちょっと……」など感じることもあるようだ。Instagramに限った話ではないが、ソーシャルネットワークはうまく活用しつつ楽しんでほしい。
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