オリンパスは11月16日、マイクロフォーサーズ規格に準拠した標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II」を12月4日より販売開始すると発表した。価格は3万6750円。
35ミリ換算28〜84ミリの焦点距離をカバーする標準3倍ズームレンズで、非球面レンズの活用といった光学系の見直しなどによって、同一の焦点距離と絞り値を持つ「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6」(150グラム)に比べても25%軽量となる112グラムを実現している。
レンズ構成は7群8枚で、すべてのレンズ面にマルチコートを施すことでクリアな描写性能を実現したほか、逆光の撮影においてもゴーストやフレアの発生を抑制したとしている。また、シャフトと送りネジによってインナーフォーカスのフォーカスレンズを駆動させるMSC(Movie and Still Compatible)機構を採用しており、静音かつ高速なオートフォーカスも実現している。
最短撮影距離は0.25メートル(焦点距離14〜19ミリ)/0.3メートル(焦点距離20〜24ミリ)で、最大撮影倍率は0.19倍(35ミリ換算0.38倍相当)。絞り羽根は7枚(円形絞り)で、フィルターサイズは37ミリ径。
別売のオプションとしては角形フード「LH-40」(4200円)を新たに用意するほか、既存のプロテクトフィルター「PRF-D37」(4200円)、レンズケース「LSC-0814」(2625円)などが利用できる。
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