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中級者も満足、豊富なフィルターも楽しい――ペンタックス「K-r」(3/3 ページ)

» 2010年12月03日 08時30分 公開
[ITmedia]
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 最近はデジタル一眼でもエントリークラスの製品はコンパクトデジカメばりのフルオート化が進んでいる。本製品もシーン認識を利用できる撮影モード「AUTO PICT」(被写体に応じて人物/風景/夜景人物/マクロ/動体を自動設定する。ライブビュー撮影時には加えて青空/夕景が選択される)を備えているが、任意の設定を素早く変更できる操作性やグリーンボタンを使ったカスタマイズ性も備えており、小型軽量さもあって中級者のサブカメラとしても適している。また一方で、撮影はAUTO PICTモードに任せてしまい、豊富なフィルター処理をトコトン使い込むのも楽しい使い方といえそうだ。

 下位モデルのK-xも引き続き販売されているが、その価格差は1万2000円ほどだ(標準レンズキット/ブラックで価格比較。Amazon.co.jp調べ、12月2日現在)。AF速度や連写性能などカメラとしての基本性能はK-rの方が高いので、迷うならばK-rの購入をお勧めしたい。

photo AUTO PICTでは仕上がりイメージ「鮮やか」が自動的に選択される。1/10秒、F4.5、ISO200、カスタムイメージ「鮮やか」
photo AUTO PICT、1/50秒、F4.0、ISO 6400
photo シーンモード「キャンドルライト」、1/2.5秒、F4.5、ISO 400
photo 絞り優先オート、1/160秒、F5.6、ISO 200
photophoto 絞り優先オート、1/500秒、F5.6、ISO 200、カスタムイメージ「風景」。右はカスタムイメージ「銀残し」
photophoto 絞り優先オート、1/80秒、F4.0、ISO 200、カスタムイメージ「風景」。右はデジタルフィルター「ハイコントラスト」適用
photo 絞り優先オート、1/200秒、F5.6、ISO 200、露出補正+1
photo AUTO PICT、1/40秒、F5.0、ISO 1600
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