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写真で見る、世界最小・最軽量“LUMIX”「DMC-GF2」

» 2010年12月06日 09時03分 公開
[ITmedia]
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 デジタルカメラ“LUMIX”「DMC-GF2」は12月3日より販売が開始された、マイクロフォーサーズ規格に準拠したパナソニックの最新機種。既存モデル「DMC-GF1」から体積比約19%、質量約7%の小型軽量化を進め、「フラッシュ内蔵レンズ交換式デジタルカメラのボディとしては世界最小・最軽量」(同社)を実現したモデルだ。この新製品をDMC-GF1との比較を交えて写真で紹介する。

photo DMC-GF2

 直線を中心に構成されたスクウェアなデザインはGF1から継承されており、サイズは112.8(幅)67.8(高さ)×32.8(奥行き)ミリ、約265グラム。AVCHD/フルハイビジョンでの動画撮影に対応したことから、正面の「LUMIX」の下には、「FULL HD」と赤く目立つロゴが配置されている。本体サイズはGF1より小さくなったが、背面液晶は同サイズの3型を搭載する。

photophoto 正面(写真=左)、背面(写真=右)。背面ボタン類の基本レイアウトはGF1と変わらないが、「AF/AE LOCK」と「DISPLAY」などいくつかは省略された
photophoto 側面

 ぱっと見ではGF1との差異に乏しいが、細部に目をやると細かな変更が行われていることが分かる。その最たる部分が、本体上部からモードダイヤルが廃されたことだろう。GF1は絞り優先、シャッタースピード優先など各撮影モードとドライブモードを上部のダイヤルから選択していたが、GF2は上部にシャッターボタン、おまかせiAボタン、録画開始ボタン、そして電源スイッチと非常にシンプルな構成に改められている。

photophotophoto 上面からモードダイヤルは廃されたが、「おまかせiA」ボタンが新設された。おまかせiA利用時にはボタンが青く光る(写真=左、中)。上面にはステレオマイクも搭載している(写真=右)
photophotophoto 手動ポップアップ可能な内蔵ストロボはGF1から引き継がれている

 ボタン類が減ったかわりに採用された新インタフェースがタッチパネルだ。撮影モードやAFモード、アスペクト比、記録画素数、動画撮影モードなど各種設定を画面に触れることで行えるほか、画面へ触れることでピントをあわせる「タッチでフォーカス」、シャッターを切る「タッチでシャッター」、タッチ操作でボケをコントロールする「タッチぼかしコントロール」などが利用できる。

photophotophoto 撮影画面(写真=左)、撮影モード選択(写真=右)、アスペクト比/画素数設定(写真=右)
photophotophoto GUIを多用した、コンパクトデジカメライクなメニュー画面も用意されている

 ここからは、既存モデル「DMC-GF1」と並べて紹介する。DMC-GF2のボディサイズは前述したよう、112.8(幅)67.8(高さ)×32.8(奥行き)ミリ/約265グラムで、DMC-GF1はサイズは119(幅)×71(高さ)×36.3(奥行き)ミリ/約285グラム。数値で並べるとさほどの差はないように感じられるが、並べてみるとかなりの差があることが分かる。

photophotophoto 左がGF1、右がGF2。GF2のほうがひとまわり小さく、同社製品の「DMC-LX5」を連想させるサイズ感だ
photophoto 同じく左がGF1、右がGF2
photophotophoto こちらは左がGF2、右がGF1。あえてGF1に「LUMIX G VARIO 14-42mm /F3.5-5.6 ASPH./ MEGA O.I.S.」、GF2に「LUMIX G 14mm /F2.5 ASPH」を装着した状態

 詳細な製品レビューについては後日掲載する。

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