GfK Japan調べによる、デジタルカメラの販売ランキングをまとめた。注目は12月3日に販売が開始されたばかりながら9位にランクインした「DMC-GF2」(レビュー)。今回の集計期間は11月29日〜12月5日なので実質3日間でのランクインとなる。
DMC-GF2はマクロフォーサーズ規格に準拠したデジタルカメラで、「フラッシュ内蔵レンズ交換式デジタルカメラのボディとしては世界最小・最軽量」(同社)となる112.8(幅)67.8(高さ)×32.8(奥行き)ミリ、約265グラムを実現しているほか、タッチパネルによる操作インタフェースを導入しており、液晶画面に触れることでボケ量をコントロールすることができる。
既存モデル「DMC-GF1」に比べるとボディの小型化とタッチパネル導入のほか、シーン認識・自動設定機能「おまかせiA」は独立したボタンが設けられたほか、動画についてもAVCHD/1920×1080ピクセルのフルハイビジョン動画撮影が可能となっている(DMC-GF1はAVCHD Liteによる1280×720ピクセルまで)。
小型軽量なミラーレス一眼としてDMC-GF2のライバルは同社製品「DMC-GF1」のほか、オリンパス「PEN Lite E-PL1」「PEN E-P1/P2」、ソニー「NEX-5」「NEX-3」などが挙げられるが、このなかでフルハイビジョン動画撮影に対応するのはDMC-GF2とNEX-5の2機種のみ。「気軽に持ち運んで静止画も動画も」という需要に応える製品として、年末商戦が本格化する中、DMC-GF2の躍進は続きそうだ。
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