オリンパスは1月16日、マイクロフォーサーズ規格に準拠したデジタルカメラ「OLYMPUS PEN Lite E-PL2」を1月28日より販売開始すると発表した。ボディのみ、「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II」をセットしたレンズキット、加えて「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」もセットしたダブルズームキット、パンケーキレンズ「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」をセットしたパンケーキセットの4種類が用意され、価格はいずれもオープン。
製品名 | 実売想定価格 | カラー |
---|---|---|
「OLYMPUS PEN Lite E-PL2」ボディ | 7万円前後 | シャンパンゴールド、ホワイト、レッド、ブラック |
レンズキット | 8万円前後 | シャンパンゴールド(ボディ)+ブラック(レンズ) |
ダブルズームキット | 10万円前後 | シャンパンゴールド(ボディ)+シルバー(レンズ)、ホワイト(ボディ)+シルバー(レンズ)、レッド(ボディ)+ブラック(レンズ)、ブラック(ボディ)+ブラック(レンズ) |
パンケーキセット | 9万円前後 | シャンパンゴールド(ボディ)+シルバー(レンズ)、ホワイト(ボディ)+シルバー(レンズ)、レッド(ボディ)+ブラック(レンズ)、ブラック(ボディ)+ブラック(レンズ) |
昨年11月に発表された「OLYMPUS PEN Lite E-PL1s」の上位機種に位置づけられる製品で、E-PL1/PL1sが備える「ライブガイド」に代表される使いやすさと、E-P1/P2の流れをくむデザインを融合させた。
メニューバーをスライドさせるだけでイメージする画像を得られるようカメラが自動的に設定を施してくれる「ライブガイド」は背面に新設されたダイヤルを回転させることでより直感的な操作を可能としているほか、動画についてもライブガイドにて表現のコントロールを行える。
人気のアートフィルターについては「ポップアート」「ファンタジックフォーカス」「ラフモノクローム」「トイフォト」「ジオラマ」「ドラマチックトーン」の6種類を用意。また、1つのフィルターについて複数のテイストも用意されているほか、フレーム追加やピンホール処理、ソフトフォーカスなどの画像加工をこれらアートフィルターに付加することもできる。
撮像素子はE-PL1/PL1sと同じく4/3型 ハイスピード 1230万画素 Liveセンサー、画像処理エンジンには「TruePic V」を搭載するが、シャッタースピードは最高1/4000秒までとなっているほか(E-PL1sは1/2000秒まで)、顔検出の後にフレーム内手前側の瞳の位置を検出してピントを合わせる「瞳検出AF」が新たに搭載された。背面液晶は3型の「ハイパークリスタル液晶」で画素数は約46万画素(E-PL1sは2.7型、約23万画素)。
レンズキット/ダブルズームキットに付属する「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II」専用オプションとして、マクロ/ワイド/フィッシュアイと3つのコンバータも用意される。E-PL2のシーンモードにはそれぞれコンバータの利用を前提とした撮影モードが追加されているほか、ライブガイドから使い方を参照することもできるなど、E-PL2との親和性の高さも特徴といえる。
マクロコンバータ「MCON-P01」、ワイドコンバータ「WCON-P01」、フィッシュアイコンバーター「FCON-P01」の価格はそれぞれ8820円、1万2600円、2万1000円。3つをセットした「3CON-P01」は3万7800円。
背面のアクセサリーポートは「アクセサリーポート2」となり、既存のビューファインダー「VF-2」やマイクセット「SEMA-1」のほか、新たにアクセサリーポートからの給電で利用できる近接撮影用フレシキブルアーム式LEDライト「MAL-1」、同じくアクセサリーポートに取り付け、Bluetoothで撮影した画像をスマートフォンなどへ転送できるコミュニケーションユニット「OLYMPUS PENPAL PP-1」といったユニークなアクセサリを利用できる。なお、PP-1はアクセサリーポート2の専用オプションとなっており、E-P2およびE-PL1/PL1sでは利用できない。価格はMAL-1が6300円、PP-1が8820円。
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