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明るいF2.4+光学7倍+フルHD動画&3D撮影、薄型ボディのサイバーショット「WXシリーズ」

» 2011年01月13日 15時57分 公開
[ITmedia]
photo 7倍ズーム“Gレンズ”搭載の「DSC-WX10」。カラーはブラック、ゴールド、バイオレットの3色

 ソニーは1月13日、裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R”を備えるサイバーショットWXシリーズの新モデル「DSC-WX10」と「DSC-WX7」を発表、DSC-WX7を2010年2月10日、DSC-WX10を3月4日に発売する。価格はオープン、想定実売価格はDSC-WX10が3万5000円前後、DSC-WX7が3万円前後と予想される。

 DSC-WX10は、撮像素子に有効1620万画素の1/2.3型Exmor R、光学7倍ズームのソニー製「Gレンズ」(35mmフィルム換算:24−168mm)を搭載する。ワイド端時F2.4の明るいレンズによりシャッタースピードを高速にできるため、ブレを抑えた撮影が可能。最短0.1秒の高速オートフォーカス(静止画撮影時)、従来機比で10倍の補正角で手ブレを抑える光学式手ブレ補正機能「アクティブモード」(動画撮影時)、フォーカスやカラーモード、彩度、シャープネスなどを手動調整するマニュアル撮影機能などを備える。


photo 5倍ズームレンズ搭載の「DSC-WX7」。カラーはシルバー、ブラック、ホワイト、ピンク、ブルーの5色

 下位のDSC-WX7は、有効1620万画素の1/2.3型Exmor Rと光学5倍(35mmフィルム換算:25−125mm)のカールツァイス「バリオ・テッサー」レンズを搭載し、厚さ19.1ミリ・重量約120グラムとSC-WX10より薄型・軽量のボディを実現する。

 それぞれ、進化した画像処理エンジン「BIONZ」と背面液晶に約46.1万画素の2.8型「クリアフォト液晶プラス」を備え、AVCHD方式によるフルHD動画撮影(1920×1080ドット・60i/MPEG-4 AVC/H.264)に対応。撮影中のシーン認識(最大36パターン)や被写体にピントを合わせ続ける「追尾フォーカス」機能なども備える。

 静止画撮影も、HDR処理などを行い、より高画質にオート撮影できる「プレミアムおまかせオート」機能やカメラを振るだけで最大245度のパノラマ画像を作成できる「顔・動き検出対応スイングパノラマ」、1回のシャッターボタンで3D写真を容易に撮影・作成できる「3D撮影モード」、背景をぼかして容易に雰囲気のある写真が撮れる「背景ぼかしモード」、PC接続でバッテリーを充電できる「USB充電・給電機能」を備え、かざして高速に写真を転送できる「TransferJet」にも対応する。

 本体サイズはDSC-WX10が95(幅)×53.5(高さ)×23.3(厚さ)ミリ/重量は約161グラム(バッテリー、メモリースティックDuo装着時、以下同)、DSC-WX7は92.2(幅)×51.9(高さ)×19.1(厚さ)ミリ/重量は約120グラム。記録媒体はメモリースティックDuo(PRO・PRO-HG対応)かSDメモリーカード(SDXC対応)。カラーバリエーションはSC-WX10が3色(ブラック、ゴールド、バイオレット)、DSC-WX7は5色(シルバー、ブラック、ホワイト、ピンク、ブルー)。


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