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» 2011年02月08日 18時48分 UPDATE

裏面照射型新センサー、GPSも搭載の高倍率ズームコンパクト「FinePix F550EXR」

富士フイルム「FinePix F550EXR」は裏面照射型撮像素子「EXR CMOSセンサー」、対象に応じて撮像方式を切り替える「EXR技術」、15倍ズームにGPSと充実の機能を搭載した。

[ITmedia]

 富士フイルムは2月8日、コンパクトデジタルカメラ「FinePix F550EXR」を2月26日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万円前後。

 新開発の裏面照射型撮像素子「EXR CMOSセンサー」(1/2型 有効1600万画素)を搭載した高倍率ズームレンズ搭載のコンパクトデジタルカメラ。EXR CMOSセンサーは裏面照射型を採用することで高感度/低ノイズとしたほか、撮影シーンに応じて「高感度低ノイズ」「ダイナミックレンジ優先」「高解像度優先」の撮像方式を切り替える独自技術「EXR技術」によってさまざまなシーンでの画質を向上させた。

photophotophoto 「FinePix F550EXR」 カラーはブラック、シャンパンゴールド、ホワイト、レッド(写真=左、中)、EXR技術により3つの撮像方式を切り替えながらの撮影を可能としている(写真=右)

 シーン解析機能も強化が行われ、情景/人物の有無/逆光をカメラが自動的に判断してシーン特定を行い、なおかつ、EXR CMOSセンサーの撮像方式を自動で切り替える「プレミアム EXR AUTO」となった。シーン特定と撮像方式を掛け合わせての組み合わせ数は49通りとなっている。

 画像処理エンジンは1チップ2CPU構成の「EXRプロセッサー」を組み合わせており、高速読み出し可能なCMOSセンサーの特性と相まって1600万画素のフル画素撮影時でも最大8コマ/秒、800万画素記録時ならば11コマ/秒の高速連写を可能とした。動画撮影についてはフルハイビジョン動画撮影が可能で、裏面照射型CMOSセンサーの高感度性能を利用することで既存製品比で約40%の明るさアップを果たした。

 レンズは35ミリ換算24〜360ミリ相当の光学15倍“フジノン”ズームレンズで、開放F値はF3.5-F5.3。高倍率ズームレンズながら2つのレンズ群を鏡胴内でスライドさせて収納するツインシフトレンズ」を採用することで、厚さ22.9ミリ(最薄部)のスリムボディを実現している。手ブレ補正はセンサーシフト式で、高速連写と重ね合わせ処理によってブレを補正する「インテリジェントトブレ防止」モードを利用すれば手持ちでの夜景撮影なども行える。

 FinePixシリーズとしては初めてGPSも搭載した。撮影画像への位置情報付加はもちろん、本体メモリに世界各地の地図と都市・ランドマーク(約50万件)を内蔵しており、画像再生時に地図を重ね合わせて表示できる。位置情報の付加された画像を再生した際、現在地からその地点までの距離と方角を表示する「フォトコンパス」機能も備えた。

photophotophoto 本体上部には「GPS」の文字(写真=左)、GPSによって軌跡表示や場所別のライブラリ作成も行える(写真=中、右)

 背面液晶は3型(約46万画素)で、本体サイズは103.5(幅)×62.5(高さ)×32.6(奥行き)ミリ、約215グラム(バッテリー、メモリーカード含む)。

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