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コンパクトボディに18倍ズーム搭載、裏面照射型CMOS採用のニコン「COOLPIX S9100」

» 2011年02月09日 14時54分 公開
[ITmedia]
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 ニコンが2月9日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S9100」を発表した。2011年3月に発売する。価格はオープンだが、実売想定価格は4万円前後。ボディカラーはノーブルブラック、グロリアスレッド、ソフィアゴールドの3色。

PhotoPhotoPhoto COOLPIX S9100。ボディカラーはノーブルブラック、グロリアスレッド、ソフィアゴールド

 COOLPIX S9100は、Sシリーズの新たなラインアップで、新開発の光学18倍ズームレンズと裏面照射型CMOSセンサーを採用したモデル。18倍ズームレンズは、35ミリ換算で25ミリから450ミリまでの広角から超望遠までの画角をカバーする。背面にはクリアカラーパネルを採用した92万ドットの3インチTFT液晶を備える。撮像素子には、有効画素数1210万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサーを採用したことで、高感度撮影時の画質も向上。「夜景ポートレート」「逆光」「夜景」の3つのシーンモードでは、自動連写合成を採用しており、感度やシャッタースピードを変えた写真を高速連写して合成することで、ブレやノイズをおさえた写真が撮影可能だ。起動時間は電源を押してから約1.0秒。

 また新機能として、上下方向および左右方向のパノラマ写真が簡単に撮影できる「かんたんパノラマ」機能を用意。180度もしくは360度の画角を選び、ガイドに合わせてカメラを動かすことで、撮影した写真を自動合成してパノラマ写真に仕上げてくれる。このほか犬や猫などが正面を向くとカメラが顔を自動認識する「ペットモード」や、撮影時の設定に合わせて撮影時に静止画や動画のコントラストや色味を変え、さまざまな効果を加える「スペシャルエフェクト」も備えた。

 動画撮影機能は1920×1080ピクセルのステレオ音声付きフルHD動画(MOV形式/映像:H.264/MPEG-4 AVC、音声:AACステレオ)に対応。動画撮影中も光学ズームが利用できる。動画をゆっくり再生する「スローモーション動画」やはや回しでコミカルに再生する「早送り動画」などのHS動画機能にも対応している。

 外形寸法は約104.8×62.0×34.6ミリ。重量は約214グラム。リチウムイオンバッテリーに対応し、約270コマの撮影が可能だ。内蔵メモリは約74Mバイト。

PhotoPhotoPhoto コンパクトなボディに光学18倍ズームレンズを搭載。裏面照射型CMOSセンサー採用により高感度撮影にも強い

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