GfK Japan調べによる、デジタルカメラの販売ランキングをまとめた。デジタル一眼のランキングではニコン「D7000 18-105 VR レンズキット」が新たにランクインし、「D3100 ダブルズームキット」「D90 AF-S DX18-105G VRレンズキット」「D3100 レンズキット」「D7000」(ボディ)とあわせ、トップ10中、同社製デジタル一眼レフが5モデルランクインしている。
ニコンのデジタル一眼レフはローエンド側から「D3100」「D5100」「D90」「D7000」「D300S」「D700」「D3S」「D3X」という構成になっているが(ニコンイメージングによる製品紹介)、 DXフォーマットでは最上位機種であるD300Sと、先日発表された「D5100」の除く全機種がランキングに登場するという人気ぶりだ。
今後ランキングで注目したいのが、そのD5100だ。型番名から想像できるよう、2009年5月に発表されたバリアングル液晶搭載機「D5000」の後継モデルだが、DXフォーマット(23.6×15.6ミリ)有効1620万画素CMOSセンサーや画像処理エンジン「EXPEED2」など多くのスペックが、上位機種「D7000」と同レベルとなっているほか、同社デジタル一眼レフとしては始めてデジタルフィルター機能「スペシャルエフェクトモード」を搭載するなど、見所の多い製品となっている。
発売は4月21日で、実売想定価格はボディのみが8万円前後、「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」を組み合わせた「D5100 18-55 VR レンズキット」が9万円前後、「AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR」を組み合わせた「D5100 18-105 VR レンズキット」が12万円前後、「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」と「AF-S DX NIKKOR 55-300mmf/4.5-5.6G ED VR」を組み合わせたダブルズームキットが12万5000円前後。
スペック表をみる限り、D7000に比べると連写性能などに差は見られるが、それでも充実した機能を持つミドルクラスとして人気を博しそうだ。
順位 | 前回順位 | メーカー | 製品名 |
---|---|---|---|
1位 | 3 | ニコン | D3100 ダブルズームキット |
2位 | 2 | ソニー | NEX-5D |
3位 | 6 | ニコン | D90 AF-S DX18-105G VRレンズキット |
4位 | 1 | キヤノン | EOS KISS X4 ダブルズームキット |
5位 | 5 | ニコン | D3100 レンズキット |
6位 | 10 | ニコン | D7000 |
7位 | 7 | ソニー | NEX-3D |
8位 | 4 | パナソニック | DMC-GF2W |
9位 | 13 | ニコン | D7000 18-105 VR レンズキット |
10位 | 8 | オリンパス | E-PL2 ダブルズームキット |
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