GfK Japan調べによる、デジタルカメラ販売ランキングをまとめた。
デジタル一眼のランキングはトップ10の顔ぶれこそ変化がないものの、順位は細かく入れ替わった。ニコン「D3100 ダブルズームキット」、キヤノン「EOS Kiss X4 ダブルズームキット」、オリンパス「E-PL2 ダブルズームキット」らは順位を上げたが、ソニー「NEX-5D(ダブルレンズキット)」、パナソニック「DMC-GF2W(ダブルレンズキット)」らは反対に順位を落としてしまった。人気モデルは絞られているものの、価格変動によって順位が上下動している印象だ。
一方でコンパクトデジカメランキングは、ランク外からの登場もあり顔ぶれに変化がある。トップ3こそカシオ計算機「EX-Z2300」、パナソニック「DMC-FH5」「DMC-FX77」と先週と変わらないが、富士フイルム「FINEPIX Z900EXR」、ソニー「DSC-WX570」の2機種がランク外から姿を現している。
FINEPIX Z900EXRは4月に発表されたばかりのタッチパネル液晶モデルで、画面に触れるだけでピント合わせや画質設定を行った上でシャッターを切る「タッチEXRオート」などの機能も利用できるほか、再生時には2本の指を広げる/狭めることで画面の拡大縮小が行える。タッチパネル液晶搭載モデルは徐々にその数を増やしているが、スマートフォンのような2本指によるマルチタッチ操作に対応する機種は数少ない。
DSC-WX570はサイバーショットシリーズの中ではエントリークラスに属する製品で、裏面照射型CMOSセンサーではなく、CCD(有効1610万画素)を搭載する。カラーバリエーションとしてシルバー、ブラック、ピンク、ゴールド、バイオレットの5色が用意されるほか、ボディにラインストーンなどで装飾を施したバリエーションモデル「DSC-W570D」も用意されている。
梅雨が明けると海や山への行楽に適した時期がやってくるが、その際に心強いのが防水や対衝撃といったタフネス性能を備えたコンパクトデジカメ。数年前まではいかにもタフネスモデルといった外観の製品が多かったが、近年では町中で使っても違和感のないデザインの製品も増えている。もうしばらくすればこうしたモデルのランクインも見られそうだ。
順位 | 前回順位 | メーカー | 製品名 |
---|---|---|---|
1位 | 2 | ニコン | D3100 ダブルズームキット |
2位 | 1 | キヤノン | EOS KISS X5 ダブルズームキット |
3位 | 9 | キヤノン | EOS KISS X4 ダブルズームキット |
4位 | 5 | オリンパス | E-PL2 ダブルズームキット |
5位 | 4 | ソニー | NEX-5D |
6位 | 3 | パナソニック | DMC-GF2W |
7位 | 7 | ニコン | D5100 ダブルズームキット |
8位 | 8 | ニコン | D3100 レンズキット |
9位 | 6 | HOYA(PENTAX) | K-r ダブルズームキット |
10位 | 10 | オリンパス | E-PL1s ダブルズームキット |
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