最後はいろんな位置から狙ってみる。
まずはバックネット裏。ピッチャーとバッターと審判がはいる位置で、バッターを狙ってみた。やはりピッチャーとバッターの両方が入る構図は野球っぽくて面白い。バックネットが気になるが、それはしょうがないということで。
さらに角度を変え、思い切り低い位置――キャッチャー的な高さからピッチャーをとらえてみた。バッターとキャッチャーの間を縦位置で構えたカメラで狙う感じ。
こうするとピッチャー単体で撮るより臨場感が出る。
最後は外野から。今回は外野にフェンスがない河川敷の野球場だったので、センターの後ろに陣取ると、障害物なく撮れるた。そのかわり、バッターとは100メートル近く離れることになるので、かなりの望遠レンズと三脚が必要になる。今回使ったのは500ミリのレンズ。
これがなかなかテレビ的視点で面白い。ピッチャーとバッターの両方にピントを合わせるのは難しいので、絞りを開放にしてどちらかに狙いを絞る方がいい。
どちらもシャッタースピードは1/1000秒だ。難点はセンターのポジション。バッターが左打ちか右打ちかで守備位置は変わるので、油断してるとこんなことになる。
そんなときはすみやかに撮影アングルを変えるべし。ちなみに1/4000秒に上げて撮ったカットもどうぞ。
総じて、よく晴れてたら、ISO感度をオートにし、1/1000〜1/2000秒あたりでシャッタースピード優先で撮るのがいい感じ。動きをピタッと止めたいときは1/4000秒に挑戦してみるのもおすすめだ。「70-200mm F2.8」クラスのレンズがあれば1/4000秒くらい十分いける。
最後に得点シーンを。
スライディングでホームイン!なら派手な写真が撮れたんだけど、ちょっと地味な感じになってしまった。
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