連載
» 2011年07月22日 08時30分 UPDATE

今日から始めるデジカメ撮影術:第142回 海と水着と暑さの関係 (1/3)

梅雨も早々と明け、海の季節がやってきた。日差しや海水に気をつけながら、今年も海辺で楽しく彼女を撮ってみよう。

[荻窪圭,ITmedia]

 恒例の海の季節がやってきました。

 例年、梅雨明けは7月後半なので、晴れるかどうか不安に思いながらの撮影になるんだけれども、今年は梅雨が早く明けたおかげで、イヤになるほど暑い中での撮影。撮っててぼーっとするくらい。

 強い日差しと砂浜。カメラもスマートフォンも熱を持ちすぎるとよくないので、使わないときはバッグの中に入れたり、できればバスタオルでもTシャツでもいいので、白い色のものをかぶせておきたい。実際、カメラによっては温度が上がりすぎると警告が出て止まってしまうことがあるから。

photo

構図を考えよう

 それにしても、35度ににもなろうかという炎天下のビーチは過酷である。写真的に過酷。まず日差しが強烈すぎる。日差しが強烈だと陰影が強く出ちゃう。人を撮るとき、あまり陰影が出過ぎるのはよくない。

 その上、太陽を背にすると逆光になるし、順光にするとまぶしすぎて目がちゃんと開かない。まぶしそうな顔になる以上に、たぶんふてくされます。

 その上太陽の位置が高いのでどう撮っても顔に影が強く出ちゃう。そんな悪条件の中、撮ってみた。

 まずはありがちな1枚から。つい「顔をまんなかに置いちゃって」その上「全身を入れなきゃ」と。さらに「海を背景にしたせいで逆光に」。

photo

 せっかくの水着写真なのに上半分が空で、肝心の身体が構図の半分しか使ってない。もったいない。これを横位置で撮るともっともったいないことに。

 全身を入れるなら、上から下まで効率よく使うべし。

 逆光ならプラスの補正をかけるべし。

photo プラス1の補正

 でも、全身を入れる必要があるのか。大事なのは海なのか彼女なのか。彼女の肌をより白く写したくないのか。そこで、もうちょっとぐぐっと迫って、プロポーションがよく見えるよう、カメラの高さを少し下げ、さらに強くプラスに補正して、イエーイ。

hi_DSC_1600.jpg プラス1.6の補正

 この写真は一般に言う適正露出かというと、かなりオーバー。日差しの当たってる腕なんか白くトんでるし。でも全然OK。ちなみに、最近、このくらいオーバー目の写真も流行していることだし。

 では話を最初の写真に戻そう。この写真、ちょっと角度を変えて光が横から当たるようにし、わざとカメラを傾け、しゃがんで下の方からローアングルで撮ってみた。地平線(水平線)が頭の後ろじゃなくておしりの辺りにきてる。

photo

 そうすることでダイナミックさが出て写真の雰囲気もがらっと変わる。カメラの高さって実はすごく重要なのだ。

photophoto

 この2枚が違うのは、カメラの高さと身体のちょっとした向きだけ。ちょっと低い位置から撮った方がスタイルがきれいに見える。そういうもんである。さらに下を向いた方が撮られる方にとって、まぶしくない。

 よって、ちょっと低い位置からもういちどイエーイ。

photo

 ついでにもっと低い位置から日差しを全身で浴びる感じで撮ってみた。わざとらしいけど。

photo

       1|2|3 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.