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» 2011年09月20日 17時28分 UPDATE

長期試用リポート:「PENTAX Q」第2回――「02 STANDARD ZOOM」の使用感

PENTAX Qの長期試用リポート、第2回である。今回は9月15日より販売開始されたズームレンズ「02 STANDARD ZOOM」を作例とともに紹介していきたい。

[ITmedia]

 レビュー記事(レビュー:本気で遊べる“ナノ一眼” ペンタックス「PENTAX Q」)を挟んでしまったが、PENTAX Qの長期試用リポート、第2回である。今回は9月15日より販売開始されたズームレンズ「02 STANDARD ZOOM」の使用感を作例とともに紹介していきたい。

 PENTAX Qは既報の通り、8月31日に単焦点レンズ「01 STANDARD PRIME」の付属するレンズキットが販売開始されており、やや遅れて9月15日に標準ズームレンズ「02 STANDARD ZOOM」および01と02、2本のレンズが付属するダブルレンズキットが販売された。試用リポート第1回の執筆時点では02 STANDARD ZOOMを入手できていなかったが、ようやく入手することができた。

photo 「02 STANDARD ZOOM」を装着したPENTAX Q

 02 STANDARD ZOOMはカメラボディ装着時に35ミリ換算27.5〜83ミリ相当となる標準ズームレンズで、開放F値は2.8〜4.5。レンズ構成は7群8枚で、最短撮影距離はズーム全域で0.3メートルと結構寄れるが、最大撮影倍率は約0.06倍でありマクロレンズではない。

 レンズ単体のサイズは45.5(最大径)×23(全長)ミリ、約37グラムと非常に小型軽量であり、手にすると改めて「小さい」と感じさせるのだが、カメラに装着すると、(これまでより小さな単焦点レンズしか装着していなかったためか)レンズが大きく感じる。なんだか不思議な感じだ。細部の仕上げは01 STANDARD PRIMEに共通しておりマウントも金属製。ズームリングにも適切な重さがあって、ボディに通じる質感を持っている。

photophoto 5-15mmと標準レンズとしては何とも不思議な気持ちにさせられる数値が記載されているが、カメラボディ装着時には35ミリ換算27.5〜83ミリ相当となる3倍ズームレンズである

 では早速試写に。01 STANDARD PRIMEに比べるとさすがにテレ端でのAF速度は低下することがあるものの、ズームリングには適切な重さがあり、快適な撮影が可能だ。太陽光が直接入射する環境下ではさすがにパープルフリンジも発生するほか、開放ではやや描写が甘めになるなど気になる点もあったが、全体としては癖のない、やわらかな描写のレンズといえそうである。

 それに、なによりこのスモールサイズはありがたい。01 STANDARD PRIMEと2本あわせて携帯してもかばんのスペースを占有しないので、2本を常に携帯し、交換しながら気軽にスナップ撮影を楽しみたいという気持ちにさせられる。

photo 14.8mm F4.5 1/400秒 ISO125
photo 15mm F4.5 1/100秒 ISO250
photo 14mm F4.5 1/50 ISO3200
photophotophoto 左からズーミングしながら5mm、7.8mm、14.8mm。いずれもF4.5 1/1250秒 ISO125
photophoto ワイド端でディストーション補正オン(写真=左)とオフ(写真=右)の違いを
photo 5.2mm F3.2 1/800秒 ISO125
photo 14.9mm F4.5 1/640秒 ISO125
photo 8mm F3.5 1/60秒 ISO3200
photo 5mm F4.5 1/60秒 ISO250
photo 15mm F4.5 1/160秒 ISO250

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