GfK Japan調べによる、デジタルカメラ販売ランキングをまとめた。先週に比べると変動の幅は小さくなり、春モデル発表前の変動は収まりつつあるように見える。
ここ数週間、春モデルの登場をにらんだとおぼしき順位変動が止まらなかったが、デジタル一眼のランキングでは1位〜7位が先週に変わらず、変動は収まってきたようだ。1〜3位はキヤノン「EOS Kiss X5 ダブルズームキット」「EOS Kiss X4 ダブルズームキット」、パナソニック「DMC-GF3 ダブルレンズキット」となっており、この3モデルは定番として強い人気を誇っていることが分かる。
先週ランクインしていたキヤノン「EOS 60D EF-S18-136 IS レンズキット」やニコン「D5100 ダブルズームキット」などが姿を消す一方、今週にランク外から姿を見せたのはソニー「NEX-5N」(ダブルレンズキット)とニコン「Nikon 1 J1」(ズームレンズキット)の2製品だが、いずれも本ランキング常連機種であり、1位から10位までの顔ぶれを見ても常連が並ぶ、平時のランキングといった印象を受ける。
コンパクトデジタルカメラのランキングは、1位から10位までの顔ぶれに変化はないものの、各順位は引き続きかなりの入れ替わりを見せており、いまだ落ち着きを取り戻していないように見える。集計期間の関係上、ランキングには反映されていないが、既にソニー「DSC-WX50」など2012年春モデルが発表され始めており、こちらのランキングが落ち着きを見せるのはもう少し先のことになりそうである。
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