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無線LANでリモート操作、“Everio”「GZ-VX770」「GZ-EX270」「GZ-EX250」

» 2012年02月02日 12時34分 公開
[ITmedia]

 JVCケンウッドは2月2日、デジタルビデオカメラ“Everio”の新製品「GZ-VX770」「GZ-EX270」「GZ-EX250」を2月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格はGZ-VX770が10万円前後、GZ-EX270が7万円前後、GZ-EX250が6万円前後。

photophoto 「GZ-VX770」(写真=左)、「GZ-EX270」(写真=右)

 3モデルともに無線LAN機能を搭載しており、Wi-Fi Directもしくは家庭内のLANでネットワークに接続することでワイヤレスでのモニタリングおよび録画開始/停止などの基本操作が行える。UPnPに対応した無線LANルーターならびにグローバルIPアドレスを取得可能な接続環境などを用意すれば、インターネット越しでの遠隔操作も行える。

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 ネットワーク接続を利用した機能として、人の顔や動きを検知すると静止画を撮影して登録されたメールアドレスに画像添付したメールを送信する「お知らせメール」や、最大15秒のショートムービーを登録されたメールアドレスに送信する「ビデオメール」、本体に記録された映像をWi-Fi Directもしくはインターネット経由でスマートフォンやタブレットへ送信する「動画・静止画転送」機能も用意されている。

 撮影機能については基本的に既存モデルを踏襲しており、被写体や撮影状況に応じた設定をカメラが自動的に施す「インテリジェントオート撮影機能」や“笑顔具合”を判定して静止画を自動撮影する「静止画自動撮影機能」、犬猫の顔も認識する「ペット検出」などを搭載している。記録方式はAVCHDのみ。

 GZ-VX770は横幅を36ミリに抑えたスリムモデルで、F1.2の明るいレンズと裏面照射型CMOSセンサーの搭載によって最低照度1ルクスという高感度撮影を可能としている。レンズの焦点距離は32.8〜396ミリ(動画撮影時:35ミリ換算、ダイナミックズームOFF)で、光学式手ブレ補正も搭載。手ブレ補正については、ワイド端での撮影でも手ブレを強く抑制する「アクティブモード」も用意する。

 撮像素子は1/4.1型 総画素332万画素裏面照射型CMOSセンサーで、内蔵メモリは32Gバイト。液晶は3型(23万画素)の「クリアブライトIII」液晶を搭載する。本体サイズは36(幅)×57(高さ)×115.5(奥行き)ミリ、235グラム(バッテリー装着時)。

 GZ-EX270/250はスタンダードな外観のモデルで、内蔵メモリ以外はほぼ同仕様。EX270は32Gバイト、EX250は16Gバイトのメモリを内蔵する。撮像素子は1/5.8型 総画素150万画素裏面照射型CMOSセンサーで、光学40倍ズームレンズ(動画撮影時の焦点距離は42〜1680ミリ(35ミリ換算)。

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