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多機能を自在に操る3つのダイヤル――ソニー「NEX-7」を試す(後編)(4/4 ページ)

» 2012年02月06日 08時30分 公開
[永山昌克,ITmedia]
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小型ボディに凝縮された多彩な機能

 撮影モードは、シーンの自動認識が機能する「iAUTO」モードのほか、プログラムAE、絞り優先AE、シャッター優先AE、マニュアル、スイングパノラマ、3Dスイングパノラマ、人物ブレ軽減、シーンセレクションの計9モードが用意されます。このうちシーンセレクションでは、さらに「ポートレート」や「手持ち夜景」などの8モードを選択できます。

 付加機能としては、画像に特殊効果を加える11種類(15タイプ)の「ピクチャーエフェクト」や、高速連写と画像合成によって広階調の画像に仕上げる「オートHDR」、笑顔のタイミングで自動的に撮影を行う「スマイルシャッター」などを従来モデルから継承しています。

 動画は、60pのフルハイビジョン記録に対応。絞りやシャッター速度をマニュアル設定したり、ピクチャーエフェクトやクリエイティブスタイルを適用することも可能です。

NEX-7 & E 55-210mm F4.5-6.3 OSS でのハイビジョン動画
NEX-7 & E 55-210mm F4.5-6.3 OSS でのハイビジョン動画

 GPSやカメラ内RAW現像機能はありませんが、最上位モデルにふさわしい撮影機能は網羅しています。というより、搭載機能の豊富さよりも、トライダイヤルナビなどによって基本機能の操作性にこだわったことがNEX-7の大きな魅力といえます。デザインと操作性、画質の3つを両立させた、今、最も先進的なカメラのひとつといえるでしょう。

photo 望遠ズーム「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」を装着した状態。望遠での撮影時は、電子ビューファインダーが役立ちます
photo 記録メディアはSD/SDHC/SDXC/メモリースティックPROデュオ/メモリースティックPRO-HGデュオに対応。電源は従来製品と同じリチウムイオン充電池「NP-FW50」
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