ITmedia NEWS >

キヤノン、光学系見直しで画質を高めた大口径標準ズーム「EF24-70mm F2.8L II USM」

» 2012年02月07日 20時21分 公開
[ITmedia]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 キヤノンは2月7日、EOSシリーズ用交換レンズ「EF24-70mm F2.8L II USM」を4月より販売開始すると発表した。価格は24万1500円。

 「EF24-70mm F2.8L USM」の後継製品で、スーパーUDレンズ1枚の採用をはじめとした光学系の見直しを行い画質を高めたほか、メカ構造の改良と小型化も進めた。

photo 「EF24-70mm F2.8L II USM」

 レンズ構成はスーパーUDレンズ1枚、UDレンズ2枚、高精度非球面レンズ3枚を含む13群18枚構成で、絞りは9枚絞り羽根による円形絞り。リングUSMと高速CPUの搭載、アルゴリズムの最適化によりAF速度の高速化も進めた。AF後に微調整可能なフルタイムマニュアルフォーカス機構も搭載する。

 各所にシーリングを施すことで防じん・防滴仕様としたほか、最前面と最後面のレンズにはフッ素コーティングによって撥油・撥水性も高めた。ズーム繰り出し部分の保持部材も強化しており、全体的な耐久性向上も図られている。

 フィルター径は82ミリで、最短撮影距離は0.38メートル、最大撮影倍率は0.21倍。サイズは113(全長)×88.5(最大径)ミリ、805グラム。

関連キーワード

レンズ | キヤノン | 標準ズーム | EOS | 交換レンズ


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.