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ボディだけではなくレンズメーカーとしての存在感も パナソニックブースCP+ 2012

» 2012年02月10日 11時39分 公開
[mi2_303,ITmedia]

 CP+ 2012のパナソニックブースは、コンパクトデジタルカメラLUMIXシリーズの新製品やマイクロフォーサーズ「Gシリーズ」の体験コーナーと、マイクロフォーサーズ用交換レンズを軸に展示が行われていた。

photophoto LUMIX DMC-GF3やLUMIX DMC-GX1などを手にとって触ることもできる(写真=左)、別売りの液晶ビューファインダーが装着されたDMC-GX1。店頭で試すことができない場合も多いので、見え方や使い勝手もチェックできる(写真=右)

 「LUMIX DMC-FX80」や3D撮影が可能な「LUMIX DMC-3D1」など、先日発表された新製品も試すことができた。DMC-3D1は、自然な立体感が出せるよう左右のレンズ間隔を設定しており、通常の3D撮影のほかに、2D撮影では広角・望遠同時撮影など2つのレンズ・センサーがいかかされていた。同様の構造を持つ富士フイルム「FinePix READ 3D W3」よりコンパクトなボディとなっている。

photophoto 新製品「LUMIX DMC-3D1」。2つのレンズ・センサーで3D静止画・フルハイビジョン動画を撮影できる。2Dモードでは2つの焦点距離を同時撮影可能だ

 DMC-FX80のビューティーレタッチ機能は、化粧品メーカー、カネボウの監修でより自然なメイクアップ効果が出せるようになっているという。メイクアップ効果を楽しむだけではなく、自分に似合うメイクをシミュレーションするような使い方もできるようだ。ファンデーションやチークなどは、カネボウとのコラボによりその色の商品の雰囲気をつかむこともできるという。

 ブース内では、フォトスタジオで撮った写真にビューティーレタッチを施し、雑誌の表紙風にプリントアウトして持ち帰れるサービスが行われていた。

photophoto LUMIX DMC-FX80は淡いカラーを含む5色展開(写真=左)。撮ったあとでメイクも楽しめるビューティーレタッチ機能を紹介するコーナー。実機によるデモも行われている(写真=右)
photophoto ビューティーレタッチは実際にDMC-FX80で撮影して体験できる(写真=左)、撮影した写真は、その場でファッション誌の表紙風にしてプリントアウトしてくれる(写真=右)

 ブース2階には、レンズバーと銘打ったバー風カウンターが設けられている。マイクロフォーサーズレンズメーカーとしてのパナソニックを強くアピールするという意図があるようだ。国内生産を行うメーカーの強みとして、山形工場の技術も紹介していた。

photophoto レンズバーにはお試し用のボディーが用意されている。持参したマイクロフォーサーズ機で試すことも可能だ(写真=右)、レンズの光学エレメントやコンパクトデジタルカメラのユニットなど、技術的な展示も行われている(写真=右)

 そのほか、海外で発表済みのコンバージョンレンズや、大口径標準ズーム12-35mm F2.8(35ミリ換算24〜70ミリ相当)や大口径望遠ズームレンズ35-100mm F2.8(同70〜200ミリ相当)も参考出品されていた。実際にXレンズやライカレンズなどを試すことができるので、マイクロフォーサーズユーザーはパナソニックブースにぜひ足を運んでみてほしい。

photophoto 参考展示の大口径標準ズームレンズ。「12-35」の文字が見える(写真=左)、こちらも参考展示の大口径望遠ズームレンズ。「35-100」ながら非常にコンパクト(写真=右)
photophoto Xレンズのスケルトンモデル(写真=左)、参考出品のレンズと、発売中の各レンズの作例写真も展示されている(写真=右)
photo レンズギャラリーと題した作例の展示も

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