長らく続いていた、「EOS Kiss X5 ダブルズームキット」「EOS Kiss X4 ダブルズームキット」のワンツーフィニッシュがとうとう崩れた。1位は変わらず「EOS Kiss X5 ダブルズームキット」だが、2位に「D3100 200mmダブルズームキット」がランクインし、デジタル一眼のランキングではキヤノン製品は1製品となった。また、ソニー「NEX-7 レンズキット」が再度、圏外から再ランクインしている。
本ランキングは販売台数に基づくもので、その性格上、低価格なエントリーモデルがランクインしやすい。その中で定番として認識されており、かつ、価格もこなれ長くランクインし続けていたEOS Kiss X4 ダブルズームキットがランクダウンではなく、ランキングトップ10から姿を消してしまうのは驚きだ。
ショップを確認してもKiss X4の販売は継続されているものの、キヤノンのサイトでは「在庫僅少」となっている。ニコンがスマートデバイス連携の2400万画素機「D3200」をエントリーモデルとして追加したように、キヤノンも次モデルの発表、あるいは現在X5/X4/X50と用意されている同社エントリー向けデジタル一眼レフのラインアップ整理が近づいているのかもしれないと想像させる。
コンパクトデジカメのランキングも1位はキヤノン「IXY 600F」と変わらないものの、2位以下は変動が見られ、カシオ計算機「EX-ZS10」が8位から2位に浮上し、富士フイルム「FinePix F770EXR」、ソニー「DSC-W610」と新顔も登場している。コンパクトデジカメについても5月の連休前に売れ筋の変化がまだ続きそうな気配である。
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