今回のランキングは大型連休へ突入してからの集計(4月23日〜29日)となるためか、デジタル一眼のランキングでは11位〜3位が前回と変わらずの結果になるなど、順位の上下や新顔の登場も少なめとなった。
とはいえ、まったく動きがないわけでもない。デジタル一眼のランキングではパナソニックの「DMC-GX1」がランク圏外となる一方で、オリンパスの「E-PL2」(ダブルズームレンズ)が再ランクインしている。E-PL2は2011年1月の発売なので、発売後1年以上が経過しており、後継に当たる「E-PL3」も既に存在するが、価格の手軽さもあり、再度のランクインとなったようだ。
コンパクトデジカメのランキングも全体的に変動は少ない傾向にあるが、前回は3位にランクインしていたカシオ計算機「EX-ZR200」が8位に、前回はランク外だったニコン「COOLPIX S3300」が10位にランクインするなどの変動が見られる。
ここ数年、デジタルカメラの日用品化が進むとともに、旅行をはじめとしたいわゆるイベント需要がカメラ販売の傾向を大きく左右するようになっているが、春の大型連休が終わった今、次のイベント需要として見込めそうなのは夏の行楽となる。それまでにランキングがどのように推移していくだろうか。
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