今回は集計期間が5月7日〜13日と大型連休という需要期を過ぎた直後となり、デジタル一眼のランキングでは顔ぶれこそ大きく変わらないものの、ランクイン機種の順位変動が見られる。
1位はキヤノン「EOS Kiss X5 ダブルズームキット」が引き続きキープするが、10位にパナソニック「DMC-G3 ダブルレンズキット」がランク外から姿を見せているほか、ニコン「D3100 200mmダブルズームキット」やパナソニック「DMC-GF5 電動ズームレンズキット」が順位を上げている。
コンパクトデジカメのランキングも首位は前回に引き続きキヤノン「IXY 600F」がキープしている。ランクインしている顔ぶれはこちらも大きな変化を確認できないが、ソニーのCCD搭載エントリー機である「DSC-W610」がランク外から顔を見せている。
春の大型連休という需要期を通じて、デジタル一眼とコンパクトデジカメともに首位は「EOS Kiss X5」「IXY 600F」が譲らっておらず、その強さを見せつけた格好だ。そして次の商戦期としては夏賞与とそれに続く夏の行楽がやってくる。春の連休のように需要の一極集中がなく長きにわたる商戦となるが、新製品は豊富だ。
デジタル一眼ではソニー「NEX-F3」「α37」やニコン「D3200」など充実したエントリー機が、コンパクトデジカメにもF2.0レンズ搭載のタフネス機オリンパス「OLYMPUS Tough TG-1」やFlashAir対応のカシオ「EX-ZR300」など興味深い製品が店頭へ姿を見せることになる。これら新製品に市場がどのような反応を示すだろうか。
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