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シグマ、「SIGMA DP2 Merrill」発売時期について言及

» 2012年05月25日 17時12分 公開
[ITmedia]

 シグマは5月25日、2月に発表したデジタルカメラ「SIGMA DP2 Merrill」の発売時期について「7月の発売を目指して準備」の状態であると告知した。

photo CP+ 2012の同社ブースに展示されていた「SIGMA DP2 Merrill」(試作機)

 製品発表時、同社では製品発売時期を5月ごろと一部メディアに伝えていたが、当初の見込みよりも準備に時間がかかることが明確になったため、今回の告知となった。

 「SIGMA DP2 Merrill」に搭載されている新型「Foveon X3」(コードネーム:Merrill)は既存Foveon X3と同等の性能と描写能力を持ちながら、製造工程を見直すことで全体としてのコストダウンに寄与しており、新製品はより手ごろな価格で販売される可能性がある。

 センサーサイズは23.5(幅)×15.7(高さ)ミリで、有効画素数は4600万画素(4800×3200×3層 R/G/B)。レンズは35ミリ換算45ミリ相当の単焦点レンズを搭載しており、開放F値はF2.8。FLDガラスやグラスモールド非球面レンズなどの採用によって収差を最低限に抑制している。画像処理エンジンは「TRUE II」を2機搭載しており、RAW+JPEGの同時期録も行える。

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