集計上も6月に入り、夏商戦を見越した動きが散見される。夏のボーナス、ひいては夏の行楽を狙ったモデルのランクインはまだ少数だが、新モデルの登場が控えるためか既存モデルのランキング上下動が激しい。
デジタル一眼ランキングの首位は引き続きキヤノン「EOS Kiss X5 ダブルズームキット」がキープするが、2位には前回4位だったニコン「Nikon 1 J1 ダブルズームキット」、4位にはオリンパス「E-PL2 ダブルズームキット」が前回の15位から大きく順位を上げてランクインしている。ランク外からの登場は「E-PL2 ダブルズームキット」のみだが、順位の入れ替わりが激しい状態になっている。
同様の傾向はコンパクトデジカメのランキングでも見られる。ランクインしているモデルそのものは前回と変わっていないが、前回1位だったカシオ計算機「EX-ZR200」は4位になったほか、キヤノン「IXY 420F」は3位から1位に、ソニー「DSC-WX100」は4位から3位にと細かく順位が入れ替わっている。
6月も中旬にさしかかり関東地方も梅雨入り。既に夏ボーナスの支給が行われた企業もあり、夏商戦はこれから本格化する。デジタル一眼レフの定番「EOS Kiss」については、エントリークラスの上位モデル「EOS Kiss X6i」が登場することもあり、ランキングの首位を堅守する「EOS Kiss X5」についても何らかの影響が出ることは避けられないだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR