夏ボーナスの支給直前の集計(6月4日〜10日)となっているためか、傾向としては前回から変わらず。夏商戦を見越した動きが散見されるもの、新モデルの市場登場を目前とするためか、新顔の登場は少ないものの、既存モデルのランキング上下動が激しい状態が続いている。
デジタル一眼ランキングの首位は引き続きキヤノン「EOS Kiss X5 ダブルズームキット」。9位にはニコン「Nikon 1 J1 ズームキット」がトップ10圏外から姿を見せている(前回11位からのランクアップ)ものの、全体的にいえば顔ぶれに大きな変化は見られず、細かな順位の変動が続く状態となっている。“顔ぶれは変わらぬものの”という傾向はコンパクトデジカメにも共通しており、ソニー「DSC-WX70」が前回20位から9位にランクアップしたことを除けば、あまり大きな変化が見られない。
今年は例年に比べると、夏商戦を狙った製品の販売開始が遅い。正確には遅いと言うより分散化の進んだ印象で、「DMC-GX1」のように春の大型連休を狙って登場するモデルもあれば、「EOS Kiss X6i」や「K-30」のように大半の企業で夏ボーナスが支給された6月末を販売開始とするモデルもある。いずれにしても、6月末に登場する新製品がどのような影響をランキングに及ぼすか、興味深い。
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