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» 2012年06月25日 10時37分 UPDATE

今日から始めるデジカメ撮影術:第153回 雨とあじさいの関係 (1/3)

梅雨の時期、カメラを持ち歩くのは面倒だけれど、雨なら雨で、雨っぽい、写真を撮るチャンスでもある。時期の花、あじさいも撮り方次第で印象が変わってなかなか楽しいのだ。

[荻窪圭,ITmedia]

 雨が続くだけならまだいいが、天候が変わりやすい日々が続くと、雨の予報にあきらめていたのに突然晴れてたり、晴れの予報だというから撮影に行こうと予定をいれたら雨模様で、当初雨だと予報されてた翌日はカラッと晴れたり。この振り回される感じがなんともたまらないのだが、雨なら雨で、雨っぽい、じっとりした写真もまたよいものである。

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雨を楽しむ

 本格的に雨中の撮影に挑むなら、防じん防滴のカメラが欲しいし、傘よりもカメラマン用のポンチョがいいし。それにカメラ用のレインカバーがあるとなお良いのだが、そこまでは気合いをいれないで、散歩ついでに撮ってみようという感じで、ふらりとカメラを持って雨中散歩。

photo 傘は大きめの透明ビニール傘がいい

 傘越しにあじさいを撮ってみたり、

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 夜だと街の灯りを透かしてみたりできる。

photo これはiPhoneで撮影

 ビニール傘が良いのは透明なこと。色がついた傘だと傘の色が写りに影響したり(特に近寄ってマクロで撮るとき)、傘の影で暗くなったりするから。レンズにはフードをつけること。レンズの先はどうしても傘からはみだしがちだし、レンズに雨粒がつくのは避けたいしで、フードがあればけっこう違う。

 で、できるだけ濡らさないように注意しつつ撮る。

 雨を直接撮っても楽しい。雨粒が跳ねる瞬間は……素直にシャッタースピードを早めに設定して連写してみるべし。

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 光の加減やシャッタースピードで波紋の写り方は変わる。シャッタースピードは速い方が瞬間を止められて波紋がきれいに出る。

photophoto 左が1/100秒、右が1/2000秒

 天気が悪いときは、そのジトっとした感の出る写真にすると楽しい。湿気が多い日本の初夏感を出すには、暗めの被写体をマイナスの露出補正でアンダー目に。

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