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工夫次第でアレコレ撮れる、どこでも撮れる スマホ対応スポーツカム“ADIXXION”「GC-XA1」(3/3 ページ)

» 2012年07月24日 15時45分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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タイムラプス動画を撮る

 GC-XA1は通常の動画に加えて、タイムラプス動画(一定間隔に撮影した静止画を連続再生させて動画としてみせるもの)も撮れる。1秒おきと5秒おきの2パターンが用意されている。

photophoto 和訳がちょっとおかしい気がするが、これがタイムラプス機能。1秒と5秒から選べる。1秒の場合、1秒に1回撮影したものを秒30フレームの動画として記録する

 自転車フレームのダウンチューブにクランプヘッドでGC-XA1を装着してタイムラプス動画を撮ってみた。

photo スリックのロアーIIを使い、自転車のフレームにGC-XA1を装着

 これが面白い。1秒に1枚撮影したものを秒30コマの動画にするので、動画1秒で30秒分経過するという感じだ。長時間録画しても1/30の時間におさまるので走行記録用にも使えそう。

世田谷から道玄坂上まで旧道を中心に走ってみたタイムラプス動画。1280×720で記録

 ちなみに、自転車で一番安定しているのがフレームなのでここにカメラをつけるのが一番動画が安定する。上のセッティングで普通に撮った動画はこんな感じ。

フレームにつけると揺れが最小限に抑えられて見やすい。1280×720で記録(データ量が多いので短くカットして掲載してます)

ラジコンカーに乗せて録ってみる

 自転車ばかりだとアレなので、他に面白いものはないかと部屋を探したらラジコンカーがあった。ボディをハズし、シャシーに直接のっけて輪ゴムで固定。ベースは京商の「ミニッツモンスター」。パワーがあるのでこのくらいのものを乗せても平気。

photo シャシーにカメラを輪ゴムで固定。後ろに見えてるのがプロポ

 天気が悪かったので室内で走らせてみた。

自宅マンションのロビーにたまたま人がいなかったので自在に走らせてみた(データ量が多いので短くカットして掲載してます)

 で、操縦してるわたしはというと、ソファでのんびり座っております。iPhoneから遠隔撮影。こういう撮り方もちょっと面白い。

photo ラジコンカーを自分の方に向けて、iPhoneから遠隔撮影。かなりゆがんでいるのはご愛嬌(あいきょう)。クオリティより軽さやコンパクトさや広角差を優先した設計なのだ。

 という感じで、GC-XA1で遊んでみた。

 これをどう使うかはもうその人の趣味次第で、今回は自転車とラジコンに乗せてみたけど、ゴーグルにとりつけてスキーやスノボをしてもいいし、カヌーに取り付けて川下りしても面白そう。タイムラプス機能を使って時間の流れを凝縮して遊んでもいいし、ヘルメットにつけて探検の友にしてもいい。犬の首輪につけて散歩してみるのもありかも。

 三脚穴が横と下にあり、さらに上下回転させて記録する機能もあるので、カメラを逆さにしてもいいし、スマホから操作できる上に頑丈なので、ヘンなとこにつけても大丈夫なので、あとは工夫次第でいろいろ遊べます。

photophoto 操作系は上面に。メニュー操作は上面左右にあるMENU、再生、←、→の4つのボタンで行う。まあ操作性はよくないけど、それは仕方ないところ(写真=左)、後ろのカバーは防水仕様なのでラバーで保護されている。中にはバッテリ、SDメモリーカード、ミニUSB端子、HDMI。充電もUSBで行う。8GバイトのカードでフルHD動画を1時間10分ほど録れる(写真=右)

 アウトドア系を楽しんでる人も、そうじゃない人もぜひ。これは面白い。

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