デジカメプラスにて、1週間に読まれた記事のアクセス数をランキングする週間トップ10。今回は2012年7月30日から8月5日までを集計しています。
トップとなったのは「SIGMA DP2 Merrill」のレビュー記事。Foveonを搭載する唯一無二の存在と言われるだけにその画質には大きな注目が寄せられました。既存DP2Xに比べるとボディサイズが大きくなり、また、お世辞にも高感度撮影に強いとは言えず、コンパクトデジカメとしては一般的なものとなったシーン認識機能なども備えませんが、その画質は特筆に値するもので、その解像感、精密さは「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」に例えてもよいかもしれません。
SIGMA DP2 Merrillには、まだ発売されていませんが35ミリ換算28ミリ相当のレンズを搭載する兄弟機「SIGMA DP1 Merrill」も準備されています(SIGMA DP2 Merrillのレンズは35ミリ換算45ミリ相当)。写りに興味はあるけれど、もう少し広角の方が……という方はこちらを待つという選択肢もあるかと思います。
2位の記事「デジイチ初心者応援:「シャッタースピード」を変えると写真の何が変わるのか」は文字通り、シャッタースピードを変えて写すと写真はどう変わるのか?という写真の基礎解説記事です。同様の基礎解説編としては、「絞りを変えると写真の何が変わるのか」、デジカメ「超」基礎解説:絞りとシャッタースピードの関係を理解するも掲載されていますので、あわせてお読みください。
3位以下には製品レビューや長期試用リポートが並んでいますが、8位にはパナソニック“LUMIX”「DMC-LX7」の新製品ニュースが入りました。高級コンパクトデジカメという製品ジャンルではレンズを中心とした光学系のハイスペック化が進んでいる昨今ですが、DMC-LX7のレンズは開放F値 F1.4と非常に明るく、同社では「世界最高クラス」をうたいます。撮像素子も前モデルより画素を据え置いた1/1.7形 有効1010万画素MOSセンサーとなっており、画質面での期待も高まる製品となっています。
今年は9月にドイツにてカメラ関連の大規模展示会「Photokina」が開催されるため、秋口に向けての製品発表が盛んになりそうな状況で、お盆明けから今秋にかけての新製品発表が期待できそうです。
本当の1600万画素を見せてあげますよ:抜群に使いやすくなった唯一無二の超高画質コンパクト――シグマ「SIGMA DP2 Merrill」
デジイチ初心者応援:「シャッタースピード」を変えると写真の何が変わるのか
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「世界最高クラス」F1.4レンズ搭載ハイエンドコンパクト“LUMIX”「DMC-LX7」
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