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写真好きなら要チェック、“カメラ基礎体力”の高さが光る「AQUOS PHONE sv SH-10D」(2/2 ページ)

» 2012年09月10日 09時45分 公開
[ITmedia]
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フルHD動画撮影対応、YouTubeアップロードも手軽に

 写真はもちろん、動画撮影も最近のデジカメでは当たり前の機能。SH-10Dも動画撮影にしっかりと対応しており、さらにこの本体サイズでフルハイビジョン(1920×1080ピクセル)での動画撮影ができる。さらに動画撮影時も顔認識がしっかりと動作しており、常に被写体の表情を逃さない撮影を行える。

 デジタルズームによる拡大機能や、露出補正、ホワイトバランスの調整などはもちろんのこと、撮影した動画の尺(再生時間)の調節やBGMをつけるといった簡単な動画編集すらも本体のみで行える。さらにはこうして編集した動画については、数ステップでYouTubeなど各種サービスへアップロードできる。フルHDで動画撮影ができ、かつ本体のみで編集、アップロードも可能なSH-10Dは、動画に興味を持つユーザーでも楽しめるはずだ。

「AQUOS PHONE sv SH-10D」によるフルHD動画
音声はあり/なしを選択でき、露出やホワイトバランスの調整も可能だ
photophoto アプリ「Movie Studio」で撮影した動画にBGMを付けたり、簡単なトランジション効果を加えることができる。動画の長さは「おまかせアルバム」の動画編集機能を使えば簡単に調整可能だ(写真=左)、撮影した動画ファイルはYouTubeへ簡単に公開できる(写真=右)

会話がはずむこと間違いなしのアルバムと美麗な液晶

 カメラが快適&高性能だと、パシャパシャと写真を撮りまくってあっという間に写真ファイルでフォルダがいっぱいになってしまい、あとから目的の写真を見つけようとしたときに探すのはとても大変で手間がかかる。そんなときに役立つかのが「おまかせアルバム」だ。

 おまかせアルバムは、「すべて」「人物」「イベント」「地図」のタブで大きく分類されており、目的の写真をすぐに見つけられる。分類と振り分けはすべて自動で行われ、人物なら人やペットの顔認識で得られた情報をもとに名前が付けられたフォルダに写真が振り分けられ、イベントでは撮影日時をもとにフォルダ分けされる。地図ならGPSで取得したジオタグをもとにGoogleマップ上にその場所で撮影した写真が、サムネイル入りのラベルで表示されるという仕組みだ。

photophoto 「おまかせアルバム」の「すべて」で表示すると「ギャラリー」機能のように撮影した写真や動画がフォルダごと表示される(写真=左)、「人物」は顔認識情報をもとに分類され、顔登録をしていなければ「人物1」といったように設定される。顔登録をしていても横向きなど、真正面を向いてない場合は他人として判断される場合もあるが、その場合は簡単に写真を移動できるので使い勝手もよい(写真=右)
photophoto 「イベント」では、基本的に撮影した日時情報をもとに分類される。「20120826」なら2012年8月26日に撮影された写真ということだ(写真=左)、「地図」タブは写真に付加されたGPS情報をもとにラベルで表示される。ラベル右上の数字はその近辺で撮影した枚数で、地図を拡大することでさらに細かい地域ごとに表示することができる(写真=右)

 人物およびペット、日時、場所といった情報を元に写真を管理しているので、アルバムは直感的でとても分かりやすく、触れるだけですぐに使いこなすことができるだろう。もし、思うように分類されていなかった場合でも、写真を別のフォルダに移したり、フォルダの名称を手動で変更できるので、自分なりのアルバムに仕上がる。

 カメラで楽しいのは撮った写真を家族や友人など、みんなでワイワイと見ているとき。おまかせアルバムを使えば、会話が人物のときは人物タブから、旅行に話題が移ったら地図タブのマップ上に表示されたラベルからお目当ての写真をすぐに探せるので、その場の話題に応じて臨機応変に素早く見つけることができる。スマートフォンの写真を見ていてよくありがちな、目的の写真を探している間に会話が途切れるといったこともないわけだ。

 また、写真を表示する4.5インチサイズの液晶パネルは約1678万色の「CG Silicon液晶」(1280×720ピクセル)で、液晶テレビ「AQUOS」のノウハウを継承する画質調整技術「SVエンジン3」との組み合わせにより、非常に美麗できめ細やかな映像を映し出してくれる。キレイな写真を次から次へと表示できるので、よりいっそう会話がはずむこと請け合いだ。

photophoto 「設定」項目にある「壁紙・画面設定」→「画質モード」から液晶パネルの画質を4種類から選択できる。写真がキレイに見える「ダイナミック」がオススメだが、ネットショッピングの際はsRGB基準に基づいて調整された「ナチュラルカラー」が実物の色に近く見えるので設定を変えてみよう

 ここまでSH-10Dの数々の機能を紹介してきたが、これ以外にも「パノラマカメラ」、「魚眼カメラ」「ミニチュアライズカメラ」「HDR」撮影機能などデジカメとしての機能は今時のコンパクトデジカメにもまったく引けを取らない。

 機能の多さもさることながら、やはり注目すべき点は、暗いところでも明るく撮れる暗所撮影性能、素早い起動にオートフォーカス、そして写真を管理しやすいおまかせアルバム、それに写真が見栄えする美しい液晶パネルといった、デジカメとして使っていく上での基本的な機能の完成度の高さだ。

 手に収まるサイズで撮る楽しみから見る楽しみまでカバーしてくれるSH-10Dは、写真好きならぜひとも使ってみたいスマートフォンだ。

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提供:株式会社 シャープ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia デジカメプラス編集部/掲載内容有効期限:2012年9月23日