雲がある日の空を見ていると、その動きが面白くなってくる。だったらそれを記録してみよう。そんな時はインターバル撮影機能を持ったデジカメを用意する。インターバル撮影機能があるかどうかはカメラ次第だけれど、持っている場合には、「何秒おきに何枚」という撮影ルールを決められるので、それを使う。
カメラを三脚に備え付け、長時間放置しても平気でニワカ雨があっても濡れなさそうな場所に置き(これが一番難しいかも。今回は自室のベランダがちょうど南向きだったのでそこに置いてみた)、カメラをセッティング。
長く撮るときは1分に1枚、細かく記録したいときは30秒に1枚くらいでいい。フォーカスはマニュアルで無限遠に合わせる。1枚ずつ色や露出がズレてはよくないので、露出は固定。今回は1/640秒 F8でISO100にしてみた。ホワイトバランスは太陽光にセット。
大量の写真を撮る上、最終的にはムービーにする予定なので、画像サイズはフルじゃなくていい。フルHD(1920×1080)より大きければOK。16:9を選べればそれでよし。選べないときは最後にトリミングする。
そして撮影を開始して放置する。
えっと、最初に言っておきますが、600枚ほど撮ったところで途中でバッテリが切れました。ずっとカメラに陽射しが当たってたのもよくないわけで、まあ、カメラが日陰にはいって空がずっとみえる場所が見つかればその方がよいです。
無事撮影が完了したら、あとはそれをパソコンに読み込み、連続した写真を動画に変換するソフトを使う。わたしが今回使ったのは「Time-Lapse」というソフト。Mac用で450円。まあ探せばたくさんあると思います。
で、動画ファイルを保存したら、次は動画編集ソフトの出番。今回はiMovieを使用。まあどれでもいいです。そこで速さを調節。今回は、1分1コマで撮ったものを秒24コマの動画にしてみた。そうすると10時間分の雲の動きが24秒に縮められる。ここまでくると面白い。その結果がこれ。
低い雲と高い雲で違う方向に動いてるのがよく分かって面白い。
もうひとつもうちょっと短いヤツを。
ある朝、何気なく外を見たら、遠くに小さな雲がモコモコとわいている。
これは動画にしたら面白いんじゃないかと撮ってみたのがこちら。
こっちの方がちょっと動きがゆっくり。
その日の雲の動きと一口に言っても、その日が終わるまでどうなったのか分からないので撮影を微速度仕掛けるのはギャンブルでもあるのだが、けっこう面白いので興味のあるかたはゼヒ。BGMをつけてYouTubeなどにアップしてみるのも一興かと思います。
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