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» 2012年09月18日 08時04分 UPDATE

photokina 2012:オリンパス、PENシリーズ新製品と「STYLUS」を披露 フォーサーズについても言及

オリンパスはphotokina 2012に先立って開催したプレスカンファレンスにて、PENシリーズの新製品「E-PL5」「E-PM2」と、新ブランド「STYLUS」を冠した「XZ-2」を披露した。出席したオリンパスイメージングの小川社長はフォーサーズシステムについても言及した。

[小山安博,ITmedia]

 オリンパスは9月17日(現地時間)、ドイツ・ケルンで開幕する世界最大の写真関連見本市「photokina 2012」の会場でプレスカンファレンスを開催し、ミラーレスカメラの新製品「OLYMPUS PEN Lite E-PL5」「OLYMPUS PEN mini E-PM2」を発表。さらにコンパクトデジタルカメラのブランド「STYLUS」を立ち上げ、高級コンパクト「STYLUS XZ-2」を投入する。

 オリンパスイメージングの小川治男社長は、「(これまでミラーレスカメラで培ってきた)信頼性の高い技術をコンパクトカメラにも投入した」とアピールする。

photo オリンパスのミラーレス機の端緒となったプロダクトモックアップを持つ小川治男社長

オリンパスは前々回(2008年)のphotokinaで、コンパクトなレンズ交換式カメラのモックアップを紹介していたが、小川社長は改めてそれを取り出し、「すべてはこのプロダクトモックアップから始まった」と話す。これはPENシリーズとして結実し、他社からも同ジャンルのミラーレスカメラが登場しており、新ジャンルを確立したという自負を見せる。

photophoto PEN E-PM2(左)と並んだ、2008年に展示したモックアップ(右)。このデザインはアンケートでは2番目の人気だったという

 PENシリーズに続いて、2012年にハイエンドのマイクローフォーサーズ機として「OM-D EM-5」を投入。「イメージクオリティはフルサイズ(一眼レフカメラ)にも劣らない、優れた描写力をお誇っている」(小川社長)ほか、5軸手ブレ補正、高精細なEVF、世界最速をうたうFast AF、そして「最も優れた特徴が防塵防滴のシステムで、どんな厳しい環境でも撮影できる」とアピールする。

 こうした技術をコンパクトデジカメにも投入するのが「STYLUS」シリーズで、「5つのプロダクトエッセンスを持っている」(同)という。それはテクノロジー、デザイン、スタイル、インテリジェンス、アクティブという5つの要素で、「ミラーレスで培った技術をコンパクトデジカメにも盛り込んでいる。これをこれからも継続していくという気持ちを込めた」(同)のがSTYLUSだとしている。

 PENシリーズの新製品「OLYMPUS PEN Lite E-PL5」「OLYMPUS PEN mini E-PM2」は、OM-Dと同じセンサーでクオリティは同等、としており、高ISO感度、ダイナミックレンジ、アートフィルター、ライブガイドなどを搭載。画面全域のAFポイント、ギャップレス構造によりより明るくなった液晶といった新機能に加え、Fast AFも搭載した点をアピール。Fast AFは他社一眼レフカメラと比べても高速である点をアピールする。

photophoto PEN Lite E-PL5とPEN mini E-PM2(写真=左)。Fast AFの搭載で高速AFが可能(写真=右)
photophoto 自分撮りが可能な「OLYMPUS PEN Lite E-PL5」
photophoto 「OLYMPUS PEN mini E-PM2」

 レンズとしては「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(ブラック)」「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」も発表。レンズラインナップも拡充する。また、ボディキャップとレンズが一体化した「ボディキャップレンズ」(15mm F8)も用意する。

photophoto M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(ブラック)を装着したOM-D

高級コンパクトのXZ-2は、35ミリ換算28〜112ミリの「i.ZUIKO DIGITAL」レンズを搭載、1/1.7型 有効1230万画素裏面照射型CMOSセンサー、TruPic Turbo VI、ISO12800までの高感度撮影、1080pのフルHD動画撮影機能などを搭載。液晶は92万画素の可動式液晶。操作インタフェースに「ハイブリッドコントロールリング」を導入することで、「デジタル一眼レフから並みのコントロール」が可能だという。

photophoto 「OLYMPUS STYLUS XZ-2」

 質疑応答でEシステムについて問われた小川社長は「複数のモデルを考案している。Eシステムのレンズを生かすボディの研究開発は続けている」とコメント。まずはマイクロフォーサーズに注力するスタンスを示す同社だが、フォーサーズ機も開発を続けていることを強調していた。

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