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» 2012年11月15日 00時10分 UPDATE

アプリで進化、カメラらしさも兼ね備えたニューカマー ソニー「NEX-6」 (1/5)

ソニー「NEX-6」は一般的なモードダイヤルやコマンドダイヤルを搭載して、既存NEXシリーズより保守的なニュアンスを持ちながら、「カメラアプリ」という新コンセプトを導入したユニークなカメラだ。

[mi2_303,ITmedia]

 「NEX-5」でもなく「NEX-7」でもない、新しいカテゴリーの製品となるソニー「NEX-6」は、シリーズ初となる撮影モードダイヤルを搭載した良い意味でNEXらしからぬカメラだ。そのボディサイズはNEX-7に近く、ざっくりと言ってしまうとNEX-7の筐体にNEX-5(NEX-5R)の機能を搭載した「7」と「5」の間の機種といった感じだ。

 販売形態はボディのみ、「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」が付属するパワーズームレンズキット、「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」と望遠ズームレンズ「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」も付属するダブルズームレンズキットの3つが用意される。今回試用したのは、E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSが付属するパワーズームキットで、この新レンズも併せて見ていこうと思う。

photophoto NEX-6正面(写真=左)、背面(写真=右)

 NEX-6の大きく張り出して中指のポジションが自然に決まるよう立体的に加工されたグリップは、ラバーの質感もよくホールディングしやすい。背面の録画ボタンはやや角の位置に変更となり、NEX-7のように親指の置き場所に困るということはなくなった。録画ボタンの場所は特に押しづらいとは感じず、側面をカットした形状となっているため目視することなく自然にボタンの位置が分かるようになっている。

photophoto 電源スイッチ、シャッターボタン、Fnキーをレイアウトしたグリップ。SONYのロゴの上にはポップアップ式ストロボがある(写真=左)、角をスライスしたように配置された録画ボタン。右手親指のスペースは十分確保されている(写真=右)

 像面位相差AFセンサーを搭載した有効画素数約1610万画素の“Exmor”APS HD CMOSセンサーは、像面位相差/コントラストのAFシステムを組み合わせた「ファストハイブリッドAF」で高速AFを強みとしており、ISO感度も100〜25600と高感度に強くなっている。

 NEX-5/7のコントラストAF自体が高速なこともあって、ファストハイブリッドAFを試用した限り残念ながら従来機と比較して明らかに高速化したという実感はわかなかった。しかし、AFが遅くてストレスを感じることが一切無かったのも事実。コントラストAFのみである従来機では苦手だった、動体撮影時に真価を発揮するものと思われる。

photophoto 側面にはマイクロUSB端子とHDMI端子がある。マイクロUSB端子の上に見える[CHG]の場所には充電中を示すLEDがある(写真=左)、像面位相差AFセンサーを搭載した有効画素数約1610万画素の"Exmor"APS HD CMOS(写真=右)

 バッテリの充電は、Androidスマートフォンでお馴染みのマイクロUSB タイプBのケーブルで行う。Androidスマートフォンを使っている人なら、外部バッテリーを含めて利便性が高いと感じるのではないだろうか。なお、充電器は付属せず別売り(「BC-VW」1)となる。

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photophotophoto ISO感度別作例。左上から順にISO800、1600、3200、6400、12800、25600。さすがにISO12800、25600ともなると縮小した状態でもノイズが目立つ
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