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描写にこだわり「Art」な大口径標準レンズ「SIGMA 30mm F1.4 DC HSM」

» 2013年01月29日 17時00分 公開
[ITmedia]

 シグマは1月29日、大口径標準レンズ「SIGMA 30mm F1.4 DC HSM」を発表した。シグマ、ニコン、キヤノンの各カメラ用に用意する。価格及び発売日は未定。製品は、1月31日から開催される「CP+」の同社ブースにて展示される。

photophoto 「SIGMA 30mm F1.4 DC HSM」

 既存「SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM」(2005年発売)を「Art」ラインとしてリニューアルしたもので、レンズパワーの最適化による像面収差の補正や両面非球面レンズによる球面収差/非点収差/コマ収差の補正など、さまざま見直しを行うことで高い描写能力を実現した。

 リアフォーカスとすることで撮影距離の変化に伴う収差変動を抑制するほか、スーパーマルチレイヤーコートによってフレアやゴーストの発生も抑制する。リアフォーカスの採用によって、円偏光フィルターも利用できる。

 マウントには強度を高める表面処理を施した真ちゅう製。別売「USB DOCK」を利用することでファームウェアのアップデートや合焦位置の調整も行える。出荷時にはMTF測定器「A1」による全数検査も行われている。

 絞り羽根は9枚羽根による円形絞りで、最短撮影距離は30センチ、最大倍率は1:6.82、フィルターサイズは62ミリ径。サイズは74.2(最大径)×63.3(全長)ミリ、435グラム(数値はシグママウント用)。

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