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撮影から編集まで――使っていて楽しい「ELUGA X P-02E」の新しいカメラ荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)

» 2013年02月25日 14時41分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

カラフルで見やすい撮影モードや機能画面

 ではiA以外の撮影モードを。撮影モードの画面をタップすると、撮影モード表示とフリック操作のガイドが出る。

photo 撮影モードは7種類。フリックはデフォルトで左右がマイカラー、上下がパワーLCDに割り当てられているが、カスタマイズ可能

 パワーLCDをオンにすると画面が明るくなるので、屋外での撮影時にいい。右にMENU系のアイコンが並んでいて、タブをタップしたときと同じ項目が現れる。撮影モードに加えて、MENUをタップすれば、カメラ・動画・設定・カスタマイズが現れる。

photo MENUをタップすると、4つのタブを切り替えることで細かい設定が可能。一番右のカスタマイズは上下フリック、左右フリック、ショートカット(中央の3つの項目)の3種類のカスタマイズができる

 左右フリックに割り当てられているマイカラーは、まあ、デジタルフィルタだと思っていい。

photophoto 左右にフリックするとマイカラーを直接選べる(写真=左)。メニューからマイカラーを選んでもOK(写真=右)

 マイカラーは標準を合わせて12種類。セピア、白黒、ポップ、ピュア、シック、ソフトフォーカス、ピンホール、水彩画、ノスタルジー、トイ、ファンタジー。

 そこから派手めなのを3つばかり。

photophotophoto 左からポップ、水彩画、ノスタルジー

 続いてシーンモード。シーンモードは全部で13種類。アイコンがカラフルで見やすい。

photo シーンモードの「雪」で撮影した雪山。色も明るさも実にいい感じの雪景色になった

 美肌には独立した撮影モードが割り当てられている。肌を滑らかに補正してくれる。

photo 美肌モードで撮影

 残り2つはちょっと面白い。まずはHDR。ダイナミックレンジを広くする機能だ。これで静止画を撮るときは3.1Mサイズに小さくなるが条件によって効果は大きい。

 iAモード時も逆光と判断されると「HDR」アイコンが表示されるので、ここで「HDR」をタップするとHDRモードでの撮影になる。

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photophoto 通常の逆光モード(写真=左)。HDRを使った逆光モード(写真=右)

 HDRモードで動画を撮ると、HDR動画になる。HDR動画だとどのくらい違うのか。明暗差が極端に大きなシチュエーションだとこのくらい差が出る。どちらも再生中の動画のスクリーンショットだ。

photophoto 左がノーマル撮影、右がHDR撮影

 ノーマルの方は空が白くトんでしまっているが、HDRの方はシャドウ部を持ち上げつつ、空の白飛びもぎりぎりまで抑えられている。

 最後はナイトショット。複数枚を高速連写してカメラ内で合成してブレやノイズの少ない写真を作ってくれるというもの。いわゆる「手持ち夜景」だ。撮影後にBefore/Afterを比べて表示してくれるのが面白い。このときも画像サイズは3.1Mになる。

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photophoto 左がBefore、右がAfter

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