ITmedia NEWS >

ソニー、手ブレに強い“RXライク”な20倍ズーム機「DSC-WX300」

» 2013年02月27日 13時00分 公開
[ITmedia]

 ソニーは2月27日、コンパクトデジタルカメラ“サイバーショット”「DSC-WX300」を3月15日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万3000円前後。

 薄型高倍率ズーム機「WX」シリーズの最上位モデル。「DSC-RX100」「DSC-RX1」に通じる高級感あるカメラらしいフォルムのボディに、光学20倍(35ミリ換算25〜300ミリ相当)の「Gレンズ」ブランド高倍率ズームレンズを搭載した。全画素超解像ズームの併用で40倍相当までの望遠撮影も行える。

photophoto
photophotophoto 「DSC-WX300」 ホワイトとブラックが先行して3月15日より販売開始され、レッド/ブラウン/ブルーの各色は4月5日販売開始

 同じく20倍ズームレンズの既存モデル「DSC-HX30V」に比べ、「約2倍」の(同社)手ブレ補正効果をもつほか、オートフォーカスも高速化され、最速0.14秒(テレ端でも0.17秒)で合焦する。この合焦速度はHX30V比では約3.6倍となる。

 フルオート撮影機能「プレミアムおまかせオート」には、「動き」(暗い)が追加され、暗所撮影時の被写体ブレに強くなった。カメラが認識するパターン数は昨年モデルの33から44パターンに増加している。また、ストロボ利用の撮影時には自動的にISO感度も調整され、手前から背景までも明るく映し出せる。

photo 背面

 主な撮影機能は既存のシリーズ製品を踏襲しており、1080/60iのフルハイビジョン撮影機能やデジタルフィルター「ピクチャーエフェクト」、スイングパノラマ、スマホ転送、スマホをリモコンとする「スマートリモコン」などを利用できる。ピクチャーエフェクトは静止画用9種類、動画用4種類、パノラマ用3種類を用意する。

 撮像素子は1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R”で、有効画素数は1820万画素。タッチパネルの背面液晶は3型(46万画素)。サイズは96(幅)×54.9(高さ)×25.7(奥行き)ミリ、約166グラム(バッテリー、メモリースティック デュオ含む)。

 カラーはホワイト、ブラック、レッド、ブラウン、ブルーの5色を用意。ホワイトとブラックが先行して3月15日より販売開始され、他のカラーは4月5日より販売開始される。

→ソニーストアで「DSC-WX300」をチェックする
高倍率ズームもブレにくい。撮ったらすぐにシェア。撮る楽しみを大きく広げる、高性能コンパクト


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.