年度末の集計となった今回のランキングだが、キヤノン「EOS Kiss X5/X6i」とニコン「D5100」が高い人気を集める傾向に変化はなく、春先の「エントリークラスデジタル一眼レフのダブルズームレンズキットが人気」という傾向は今年も継続しているようである。
とはいえ、ミラーレスタイプの人気も定着しており、ソニー「NEX-5R」(電動ズームキット/ダブルズームキット)にキヤノン「EOS M」、オリンパス「E-PL3」「E-PL5」とランキングトップ10の内、ちょうど半分がミラーレス機となっている。
進級進学などのライフイベントを撮るならデジタル一眼レフ、旅行などで荷物は軽くしたいけれど“カメラらしいカメラ”を持っていきたいならミラーレス、と用途に応じての選択が浸透しているようにも感じられる。
コンパクトデジカメランキングでは、パナソニックの「DMC-S2」が首位となった。DMC-S2は昨年1月発表のモデルで、実勢価格の低下もあってランキングの順位を上げたようである。また、DMC-S2を含めてローエンドモデルのランクインが多い中、シリーズ最上位モデルとなるカシオ計算機の「EX-ZR1000」もランクインを続けており、どこまで勢いが持続するかも注目だ。
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