料理も認識、NFCとWi-Fiも搭載した小型軽量ミラーレス「DMC-GF6」

[ITmedia]

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　パナソニックは4月9日、マイクロフォーサーズ規格に準拠したレンズ交換式デジタルカメラ“LUMIX”「DMC-GF6」を4月24日より販売開始すると発表した。

　ボディのみ「DMC-GF6」、標準ズームレンズ「LUMIX G VARIO 14-42mm / F3.5-F5.6 II ASPH. / MEGA O.I.S.」と望遠ズームレンズ「LUMIX G VARIO 45-150mm / F4.0-5.6 ASPH./ MEGA O.I.S.」が付属する「DMC-GF6W」、電動ズームレンズ「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S.」の付属する「DMC-GF6W」が用意されいずれも価格はオープン。実売想定価格はボディのみが5万5000円前後、ダブルレンズキットが8万5000円前後、電動ズームレンズキットが8万円前後。

「DMC-GF6」（レンズは電動ズームレンズ「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S.」）

　新製品は有効1600万画素 4/3型 Live MOS センサーに、新開発の画像処理エンジンを組み合わせることで最高ISO感度ISO25600の超高感度撮影に対応。また、暗い環境でもオートフォーカスが機能する「ローライトAF」の新搭載と、ノイズリダクション機能の強化もあり、より幅広いシーンでの高画質な撮影を可能としている。

　全体的なフォルムは既存モデル「DMC-GF5」を踏襲するものの背面液晶はチルト式となり画素数も104万画素へとアップした。液晶は180度上方まで跳ね上がり、跳ね上がった際には自動的に「自分撮りモード」となる。自分撮りモードではセルフタイマーでの撮影はもちろん、美白効果などの適用も行える。電源を入れてから撮影するまでの待機時間も約0.5秒と短縮され、AF駆動も高速化されたことからより快適な撮影を実現した。

　シーン／被写体認識機能を備えたフルオートの撮影モード「おまかせiA」も進化しており、新たに料理も自動認識する。被写体を料理と認識した場合には、食材は鮮やかに、白い皿は白くと、料理を撮影するのに適した撮影設定が自動的に施される。

　デジタル処理で画像にエフェクトを加える「クリエイティブコントロール」には、新たに「オールドデイズ」「トイポップ」「ブリーチバイパス」「ファンタジー」「サンシャイン」と5種類が追加され、合計19種類になっている。

　Wi-Fiを内蔵しておりアプリ「Panasonic Image App」をインストールしたスマートフォンやタブレットへ撮影画像をワイヤレス送信できるほか、NFCにも対応しており、NFC対応のAndroidスマートフォン／タブレットならばタッチ操作で初期設定や接続を行える。

　本体サイズは111.2（幅）×64.8（高さ）×38.4（奥行き）ミリ、約323グラム（バッテリー、メモリーカード含む）。ボディカラーはホワイト、ブラック、レッドの3色を用意する。