カメラのセッティングができてればそれなりに撮れるけれども、あと一工夫で写真のクオリティはぐっとアップする。
とりあえず出てきた料理をいっぺんに……というのはあまりよくない。記録としてならとにかく、散漫な印象になるからね。
なんだかもうテーブルにいろいろと写ってるし、広角で撮ってるのでお茶碗とか楕円形に写ってるし、ごちゃっとしすぎ。味噌汁なんて写らなくていいし。
そんなときは対象を絞るべし。お皿すら全部写ってなくてOK。できれば広角側は使わず、ちょっとズームしてポイントを抑える。洋食屋さんのハンバーグって感じにしたいので、ハンバーグをメインに。
いや、光の当たり方がイマイチだし、卵が添えられてるところが洋食屋さんっぽいよな、とお皿の角度をちょっと変えてみた。
この方がいい感じ。
縦位置にしてみるのも悪くないアイデアである。
真上から撮るというのもひとつの手である。ちょっと意外性があって面白いけど、お店の中で立ち上がって撮るのもちょっと目立つので、まあその辺は上手に座ったまま撮ってくださいということで。
でも真上から撮るときは、照明に気をつけること。天井からのスポットが当たってたりするとこんな悲惨なことになります。何にしろ、自分やカメラの影がかからないような角度で撮るのは基本。
時には真上から撮るべき料理もたまにある。こんなのとか。
猫カレー。ちなみに、猫まる茶房という金土日しか開いてないお店で食べられます。
前からのショットとは逆に、低い位置から撮った方が立体感が出てきれいに撮れる料理もある。
一瞬でどの角度でどうやって撮ろうか考えてさっと撮るのが楽しいわけである。例えばハンバーガーが来た。でも撮ってもハンバーガーに見えない。そういうときは左手に持って撮る。そんな感じ。
何にしろおいしそうと自分で思えてその料理の特徴がわかるアングルを探すのが大事ということですな。
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