前回に引き続き、デジタル一眼ランキングでは定番が強いという傾向に大きな変化は見られないが、キヤノン「EOS 60D」(18-135レンズキット)と「EOS Kiss X5」(18-55レンズキット)がランク外から姿を現し、ミラーレスを含めたEOSシリーズがトップ10中6モデルランクインする強さを見せている。
デジタル一眼ランキングを詳しく見てみると、1位〜5位までは先週と同じ顔ぶれと順位だが、変化があったのは6位〜10位。前述の通り「EOS 60D」(18-135レンズキット)と「EOS Kiss X5」(18-55レンズキット)がトップ10圏外から姿を現し、かわりに、ソニー「NEX-5R」(ダブルズームキット)とニコン「D5100」(18-55VRレンズキット)がランク外になっている。
ただ、NEX-5RにしてもD5100にしてもレンズ違いのバリエーションキットはランクインを続けており、変動という意味では小さいとも言える。注目すべきはミドルクラス製品である「EOS 60D」のランクインだろう。2010年9月の登場(発表は同年8月)からやや時間が経過し、値ごろ感が増していることもランクインの要因と考えられるが、次回もランクインを続くのか興味深いところである。
コンパクトデジカメランキングでは、EXILIMシリーズ最上位機種となる「EX-ZR1000」の上位(2位)ランクインが目を引く。コンパクトデジカメランキングでは基本的に、実売1万円代前半までの低価格機が強い傾向にあるが、そのなかで実売2万円代後半の本製品が販売開始以来ヒットを続けていることは注目に値する。
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