ワガママに応える最強の動画コンパクト「PowerShot SX280 HS」ついに登場!(2/4 ページ)

» 2013年04月25日 09時30分 公開
[ITmedia]
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積極的に静止画も動画も録ろう

photo 背面にモードダイヤルやロータリーダイヤルなどがある。モードダイヤルの緑色のアイコンが「こだわりオート」と「プラスムービーオート」。ビデオカメラアイコンが動画モード。赤い●のあるボタンが動画撮影ボタン

 SX280 HSの動画の撮り方には3つパターンがある。

 ひとつは「プラスムービーオート」。このモードにしておくと、シャッターを押して静止画を記録すると同時に、シャッターを押す直前(最大4秒)の動画を録り、1日分まとめて1本の「その日に撮った写真のダイジェスト動画」を作ってくれる。

 10枚撮ると最大40秒。ときどきポイントとなる写真を撮るときにこれを使えば、短くてすぐ見返せるその日のダイジェストを動画で楽しめるのだ。

 プラスムービーオート時も24のシーンを認識する「こだわりオート」が働くのがうれしい。写真だけ撮るときは「こだわりオート」で、一緒にダイジェスト動画を録るときは「プラスムービーオート」でと使い分けるといい。撮影モードダイヤルで隣り合っているのですぐ切り替えられる。

 で、プラスムービーオートで撮ったのはこんな写真。

photo 鳥居の前で1枚。ちゃんと顔が明るく撮れるようカメラが調整してくれた。「こだわりオート」の良さだ
photo チューリップ畑があったのでわざと離れて望遠でぐぐっと迫ってみた
photo やはり旅行に行ったら、地元っぽいランチはおさえておきたいもの
photo 岩に見たことがない鳥が止まっていたので思わずズーム。500ミリ相当あれば遠くの鳥もしっかりとえてくれる。ピントもちゃんと合っているし、超望遠なのに手ブレしてない。これはありがたい。「イソヒヨドリ」という海辺にいる鳥でした。
photo 歩き回って汗をかいたので、コーラフロートを。アイスクリームが超巨大でした

 という感じのをダイジェストムービーにしたのがこちら。

 1280×720ピクセルのハイビジョン動画でシャッターを押す寸前の短い動画をこうしてつないでくれる。ダイジェストムービー用の演出はしてないので生々しい動画になっているけど、その生々しさがよさでもあるのでご容赦を。

 2番目は静止画用の撮影モードで「動画ボタン」を押す。背面に動画ボタンがあり、それを押せばいつでも動画撮影が始まるのだ。特に「こだわりオート」モードで動画を録ると、「こだわりムービー」モードになり、シーンを解析して自動的にそれにあったセッティングの動画を録ってくれるのだ。だから普段はこのモードで録るのが一番お勧め。

 例えばこのムービー、背中を向けているときは逆光で後ろの風景に明るさが合っているけど、こちらを振り向いて顔を見つけた瞬間、顔に明るさがすーっと合って明るくなったのが分かると思う。

振り返ると顔を見つけて、顔がキレイになるよう、カメラが自動的にセッティングしてくれるのだ。そのあとぐぐっとズームしてみた

 ここ数年、デジカメでフルハイビジョン動画を録れるのは当たり前になってたのだけど、基本的に写真がメインで、動画はおまけだった。例えば音声がステレオじゃなくモノラルだったり(SX280 HSはステレオである)、録画中に光学ズームが使えなかったり(SX280 HSはもちろんできる)、手ブレ補正が静止画用のものだったり(SX280 HSは動きながら録ってもぶれない)。SX280 HSではとうとう、動画も静止画と同じくらい高性能になり、ビデオカメラとしても見劣りしないレベルになったのだ。

後ろからぐるーっと歩きながら回り込んでの撮影。動きながらでもきれいに録れるのはありがたい
音声もちゃんと拾ってくれる

 さて3番目は動画専用のモード。このモードだと「60p」、つまり秒60コマの設定が可能になる(こだわりオート時などで録った動画は秒30コマになる)。通常のビデオは秒30コマなので、2倍のコマ数。その分滑らかな動画を撮れるのだ。フルハイビジョンで秒60コマとなるとパソコンの性能によってはカクカクと再生されてしまうが、カメラをHDMIケーブルで直接テレビにつないで見るとその滑らかさが分かるはず。

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